2016年12月18日 (日)

江ノ電のちょっと前

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今年は去年以上にどこにも出かけなかったですね。。
この傾向はしばらく続くのか、より厳しくなるのか、今のところはわかりませんが、まあ適当に折り合いをつけてやっていくしかないとは思っています。
 
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江ノ電あたりは、比較的行きやすいので、鉄道主体でなくても(そのほうが多いか)乗る機会は多いです。昔は東急世田谷線も時々訪れましたが、あちらは完全に生活路線なのと、車種のバリエーションが乏しいのでちょっとご無沙汰です。
 
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2002年のたしか天皇誕生日、前月に買った一眼レフ(まだフィルムの時代。Nikon F80D)を使いたくて、近場のここを訪れたのでした。
 
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この年が開業100周年だったようです。500型登場以前のことで、300型もまだ3編成元気でした。
 
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江ノ電で覚えているのは’78年ごろ、まだ江ノ島鎌倉観光、EKSと略していた時代。100型も健在で、営業運転についていたころです。
 
’79年に1000型が登場して、翌’80年ごろに、江ノ電が作った自社の車両紹介のパンフレットをもらったことがあります。各車両がイラストで描かれていて、簡単な説明がついていました。その頃は100型、300型各種、500、600、たしか800型も健在だったのではないかな。1000型は画期的でしたが、すでに製造以来37年が経過したのですね。貴重な吊掛車です。
 
500型(初代)は訪問時まだいたはずですが、この日はとらえることができなかったようです。
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リバイバル塗装はこのころから各社盛んにやるようになった気が。
ちょっと前まで、西武なんか塗っても営業運転しなかったりしてましたけど。
 
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登場時、ドアだけ別色で塗り残していたとしたら、それはけっこう斬新な意匠ですね。
本当にそうだったのだろうか。
 
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結局、江ノ電と言えばこの塗装の印象が一番強い。
 
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いずれ300型も引退するのでしょうけど。
板張りの床板も、もうここしか見られないかな。昔は古臭い意匠(東武沿線ではおなじみの)だったが、今や木材も高いから、維持が大変でしょうね。。

2014年5月15日 (木)

江ノ電で何かの撮影

所用があって江ノ電に乗っていたら、なにかの通信機と紙挟みを持った、テレビ関係者らしい人が乗っていて、これから到着する極楽寺で撮影をしているので、降りられる方は少しだけ待っていてほしい、と案内をしていた。

極楽寺で降りる人私の乗っていた車内では3名ほどいた。車内は比較的空いていて、座席も6割程度埋まっているだけだったが、ドア袖に立っていた女子高生は、撮影に差し障りが出るのか、移動させられていた。

やがて駅に着いた。到着直前に車窓から見えたのは、何台かのバスやトラックが空き地に止まっている様子で、駅ホームの向こう側にも何かの機材が置いてあるのが見える。相当大がかりな撮影なのだろうか?

くだんのテレビ関係者は、ドアが開くと少し間を置いて外の様子をうかがうと、はい、OKです。ありがとうございました、と挨拶した。撮影は鎌倉寄りのホームで行われていたらしく、たくさんの関係者や役者?写されている人が立っているのが見えた。

何の撮影だかわからないけど、この路線ではこんなことは年中行われているんだろうな。

今年初め、江ノ電撮影に来たときも、鎌倉高校前でたくさんの人が写真を撮っていた(まあ、そのときはロケ現場に遭遇したわけではないけど。有名なドラマの舞台らしいが、そっちの方は詳しくないので詳細不明)。

乗客の何人かが写真を撮ろうとして、スタッフに「写真はご遠慮ください~」と止められていた。こういう場所では大抵そうですね。

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今回は撮影目的ではないので、ほとんど写真は撮っていない・・。
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なぜか終端標識にカエルがいる鎌倉。

2014年1月13日 (月)

湘南モノレールと江ノ電

この時期になるとつい足が向く。こういうのはまあ、乗り鉄とも撮り鉄とも言えない。単なる物見遊山である。実は湘南モノレールに乗るのは初めてだが、個人的には何線完乗とかいうのは全く興味がない。撮り鉄さんを名乗るには、構えるカメラが「ママ一眼」というのはいかにもまぬけな感じで・・。軽くて使いやすいのですが。
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歴史的ないきさつが色々あるようだが、不思議なロケーションにあるモノレールだ。
よそ者にはわからないが、通勤客が多く、営業的にはかなり潤っているらしい。パスモは使えない。
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どうと言うことのないデザイン。内外装は登場時期を考えると平凡か。
一般車両と違い、鉢の開いたような、上に行くにしたがって車幅が広くなる形をしている。
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この道路が私道だったとはね。
乗り心地は結構ワイルド。
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車内からみても、上が広がっている様子がわかる。内装のセンスとしては70年代半ば風。
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モノレールは今、業界的にどういう評価がされているのだろう?去年テレビドラマ「サンダーバード」を観ていたら、モノレールが未来の乗り物のような扱われ方で何度も登場していた。アルプス縦断特急(寝台列車)や、北米大陸横断モノレールなんてのも登場していた。
ロンドン地下鉄はモノレールに変わった、という設定だった。
1965年というと、まだ日本の新幹線の評価が定まっていないころなので、鉄道の未来はモノレール、というとらえ方だったようだ。勿論、専門的には当時からそんな見解はなかったと思うが。

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今日は成人の日なので、晴れ着の女性をあちこちで見かけた。
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江ノ電江ノ島駅のすぐそばだが、今まで来たことがなかったのだ。
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相変わらず狭い範囲で似たような写真ばかり撮っている。新しい視点で撮りたいものだが・。
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車のない、すっきりした状態で撮影するのは至難。
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これはいつまでも残っていて欲しいですね。
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ウェブで、鳥瞰したアングルで撮影されていたのを見て、撮影地を探してみたが見つからなかった・・。線路が垂直方向に見えるアングルだったのだが。ここは鎌倉高校前の踏切を渡り、山を登ったところ。
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それにしても、山あり海あり併用軌道ありと、1/1のレイアウトみたいな鉄道だな。
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いつ来ても楽しい。
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この10型は本日は502Fとの組み合わせ。
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1151Fは1501Fとペア。
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オリジナル塗装の1001F。若いようだが今年で登場以来35年になる。
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2001Fとの組み合わせ。
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もう1本の2000型は305Fとペア。
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冬の日は短い。今度はもう少し季節が良くなったら来よう。
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帰りに「えのしま」に乗るのも毎度同じ。鎌倉から横須賀線も考えたが、やはり小田急が安くて楽。もう少し本数があればな。特急がなければ、東海道のほうがましかも知れない。

2013年12月29日 (日)

70年代に作った模型(2)

77年夏、近鉄に次いで手をつけたのは東武3000系だった。
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クハ3410。台車はやはり仮台車だが、すみません、ちょっと脱線していますね。
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前作1470はバルサの屋根だったが、今回はペーパールーフに挑戦、また、床板を真鍮にしたことが新しい。車体は1470と同じ、厚手の画用紙。 サーフェサー表面処理し、塗装は筆塗り(レベルカラーの帆布色(セールカラー))だった。後、車体更新時に吹きつけで塗り直した。
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何とかプロトタイプがわかるかな、という感じですかねえ。
ヘッドライトは爪楊枝だと思う。最初は銀色に塗っていたが、更新時に塗り直していないようだ。
幌枠がごついが、GMの貫通幌をはめ込みで取り付けられるようにしたのだと思う。
自分でもよくわからないが、なぜか貫通ドアのノブを#70レール用スパイクで作っている。
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窓ガラスのサッシは、16番で良く使われるいわゆる印刷サッシをまねたもの。塩ビ板にマスキングテープを貼って、銀色に塗り仕上げた。
内装は相変わらずこだわっているが、最初は実物とは異なる寒色系だった。更新時に、クリームに塗装した内装板を張り付けている。
へたくそな車番は番号だけになっているが、当時の実物は「クハ3410 東武鉄道」という切り抜き文字になっていたはずだ。
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床板は前述の通り真鍮板。ハンドドリルすら持っていない当時、キリで台車中心ピンを開けた。何かぶっ叩いて開けたらしく、床下側が盛り上がり、それがボルスターの役を果たしている。
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で、やはり内装にはこだわっていて、床板に紙が貼ってある。実物の床(リノリウム)はグリーンだが、これは薄い水色。センターピンは逆向きにつけるようになっていて、そうすると車内側に盛り上がるのでそこにフタをしてある。右側はとれてしまっている。
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乗務員室仕切り。妙なこだわりがある。ガラス保護の金属パイプをわざわざ真鍮線で再現している。子どもが絵を描くとき、自分の印象に残ったところをためらいなく強調するのと似た感覚で、自分のことながら面白い。

乗務員室扉がないが、当時東上線では夏の暑いときにドアを開けた状態で走っている(車掌側、だろうな)。のをよく見かけた。その印象を示しているのだと思う。

この車両には室内灯の装備をはじめから考えていないようだ。台車はオハ31系のTR11,後にGMのTR47を使ったりした。昔、レコードプレー ヤーぐらいのミニレイアウトを持っていて(中3の時、学校の文化祭に作品として展示した)、そこでELにこの車両を牽かせて営業運転した。

1977年8月現在、Nの市販電車は関水金属の103系(4色)、前年に出た181系(初代)、GMの111系は3月頃動力ユニットが完成して、編 成運転がようやくできるようになったところ。72系も完成品で出ていて、この頃ちょうど同じ111系用動力を使ったモハ72が出た。
いずれにしても国鉄系20M車であり、18m級車両を動力化できるようになるのはあと4年待たないとならなかった。
にも関わらず、8000ではなく3000を作ろうとしたのは謎だ。この頃大宮によく遊びに行っており、そこで東武3000系を「発見」したのが理由だと思うが。

中間モハにも着工し、こちらはなぜか屋根をバルサで作ろうとしたが、まもなく挫折。

さて、昨日紹介した江ノ電305は前面に番号がなかった、のであらためて取り付けた。
組み合わせががたついていた1000も、あらためて組み直した。
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A2盤パネルに作ったミニレイアウトがあるが、それを復活させてみよう。
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今年も色々買ったキットをなた卸する。さいきんは押さえているとは言え、結構たまってしまった。先日書いた、16番自作模型も止まっている。パンタグラフが割高なので、なんとか自作できないかと考えているうち、動かなくなった。

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鉄道以外でも、これなども昨年からキャリーオーバーされている。
でも先日「永遠の0」を見たので、赤城、作るぞ。
あ、21型零戦も買ったんだった・・。まあ、こっちの方はあまり詳しくないので。

Bトレインの江ノ電

今年の忘れ物。2月か3月頃、キットを買ってきてそのままになっていた。
組み立ては簡単だから、おやつを食べるように気分のいいときに作ろうと思っていたのだが。
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前から見ると、けっこうまとも。
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10年以上前に、たしか500型を作った事があったが、あれは連接にはできなくて、車体ももう少し長かった。今の製品は連接車の形で動力化できる代わりに、車体が短い。
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20m車に比べると、短さが気にならないかと思ったが、やはり短すぎるようだ。
さいきんのキットの特徴で、はめ込み式で非常にきっちりと合う。のだが、多少のコツが必要なのもまた特徴で、最初に作った1000型は組むのに30分以上かかり、組み付けにずれが生じてしまった。あとから作った305は20分ぐらいで、きっちり組めた。
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1000型は冷房なしの屋根を使った。連結器は自連タイプで、一応両者を連結することはできる。パンタは交換していない。動力は両者に入っている。
そのうち、ミニカカーブレールのセットを買って遊ぼうかと思っていたが、買いそびれたまま今に至っている。稼働中のレイアウトにはちょっと合わないし、当面は飾りにしか使えなさそうだ。

2013年2月12日 (火)

江ノ電 ’13年冬

いつもだいたい同じようなところで撮影しているんだけど。
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最初に江ノ電を訪れたのは1978年のことで、その頃は100,300,500(旧)、600,800型が活躍していた。500,600なんかは存在感があった。この300がいなくなると、江ノ電のイメージもだいぶ変わってしまうだろうな。
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ちょっと光線の具合が悪い。この木造車風の外観は結構様になっているな。ただ、どちらかというと、登山電車風の外観ではあるが。
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それほど離れているわけではないが、気候は都心よりわずかに穏やかな感じがする。
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叡電風塗装だが、これも良く似合っている。
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ジョガーと併走する。
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2000型の正面部分は、ちょっと汚れが目立つ。掃除しにくいのだろうか。
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10、20型はあまり好きではないのだが、これは悪くない。シングルアームもポールみたいに見えるな。
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満福寺。
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客窓やドアなど、かなり京福デオ300と雰囲気が似てる。顔を緑1色にしたのはなぜかな?
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なぜかちょっと傾いてしまった。このオリジナル塗装はとてもいい。既に車令33年である。
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ここを車で通ると、結構緊張するのだ。
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数時間撮れば、同じ編成に何回も出会ってしまう。
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これはまだ出会っていなかった。東武300系風?

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