愛される京急
ここは不定期更新のブログなのであまりこういう感想みたいな話はどうかと思いましたが・。一応この時代の備忘録として。
例の新町駅の衝突事故、現場の方々の必死の努力で2日ぶりに運転再開となりました。脱線した最後の先頭車は6日深夜に復線して手押しで区に戻ったようですが、あれだけの激しい衝突にもかかわらず、車体のひずみが非常に少ないように思えました。亡くなられたトラックの運転手さんにはご冥福をお祈りしたいですし、電車の運転士さんをはじめ、けがをされた方々にもお見舞い申し上げたいですが、あのしっかりした車体が被害の拡大を防いでくれたようにも思えました。
最初にニュースを知ったのは偶々出先で見たツイッターの画像でしたが、一瞬それが現実か映画かなにかなのかわかりませんでした。。これも繰り返しネタにしていたのであれですが、京急800が品川付近でゴジラに吹っ飛ばされる、という映画もありましたもので。。
その後も情報は色々ネット上でかわされているのを見ましたが、目立ったのが京急を応援しようとする動きです。#がんばれ京急 というハッシュタグも登場しました。すごいと思ったのは、駅の改札に掲げられた運転見通しの張り紙に、「暑いですから作業の方々水飲んで熱中症に気を付けてください!」と付箋が貼ってあった、というつぶやきです。これだけ愛されている鉄道というのも、そうはないでしょうね。。
もっとも、ネット民がマスコミを攻撃する姿も目立ちました。ニュースなどでは住宅密集地を120km/hで走り抜ける列車とか、運転士は運転歴1年1か月と報道し、これにファンが食って掛かるという情景が目立ちました。要するにマスコミは京急(鉄道 / 企業)を批判的な色眼鏡で見ている、ということへの怒りです。
マスコミに対する不信は今に始まったことではありませんが、それが鉄道界にも及んできたか、という感じでしょうか。。
ただ、あんまり感情的なファン発言もどうかと思うけどなあ。運転士の運転歴(飛行機ではよく気にされるけど)は関係ない気がするが、制動地点、制動初速、衝突速度も現時点では正式な公表はない。障害物検知装置が所定の作動をして、運転士が即座に非常制動をかければ踏切直前(数10メートル前らしい)で停止することはできていたはずであり、鉄道も原因を究明中、ニュースでもそれはきちんと報道している。
なので、あとは原因究明を待つしかない。
障害物検知装置と車両の非常制動との連携というのはあれか。東武東上線成増駅の川越方踏切のやつか。ふつうに週5日通勤で往復すると、ひどいときで10回のうち5回ぐらいは非常制動かかってる。下り列車が成増駅停車のために減速していいる途中でもかかる。後ろの車両はまだホームにかかってないので、停止後徐行して所定位置に移動する。2年前の踏切障害以降の措置なんだろうな。ほかにも志木ー柳瀬川間とかもよく止まったが、最近はあまりないな。ネットでちょっと調べてだけではわからなかったが、すべての踏切に適用しているわけではないのだろうね。
それはともかく、マニアだけではなく沿線の一般市民にも京急、相当愛されているのですね。世の中には東急ファンも多いだろうし、京王も小田急も広く人気があるとは思いますが、ここまではどうかな。。知人の女子鉄の子も、熱心な京急ファンですし。
初代1000引退のとき、ここで写真撮っていたら、踏切待ちのしらないおばさんに「なにか珍しいもの来るんですか?」と聞かれたことを想いだした。
京急の模型は持っていないので、なにかすぐ手に入るのないかな、と探したけどちょっとお安いのがないですね。。プラレールがけっこう充実しているなあ。。
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