1892年にドイツのルドルフ・ディーゼルが発明したレシプロ式の内燃機関は、一般にディーゼルエンジンと言われ、船舶から鉄道、自動車に至るまで広く用いられています。
どちらかと言えば大型の機関のほうが効率が良いため、船舶や鉄道の内燃機関としてはもっぱらディーゼルが、自動車においては大型のトラック、バスなどに用いられることが多いです。
その構造上PMやNOxを処理することが難しく、環境面では問題も指摘されています。
鉄道分野では、従来機関から直接動力を駆動に用いるようにしていたのを、機関を発電に用いて電気モーターで駆動する形(ディーゼルハイブリッド)に代わりつつあり、これは自動車でも同様の方向性にあります。
という訳で、ふだんはあまり乗れないディーゼル車に乗ってみようかという、暇人の夏休み企画。
微妙に県境をまたがる処は目をつぶってもらい。

ちびっとでかけてみます。

すごい久しぶりの新幹線。たぶん2020年以降は乗ってない。
奥になにかいます。。

イーストアイでした。
ドクターイエローに比べると知名度は低いものの、やはり見ると幸せになれるというおめでたい電車ですね。。

この日の気温は35度。
昔ここに会社のBCPサイトがあったので(ここは地盤が強固で、災害に強いとい言われていた)、探して見たけど見つからなかった。
街が変わったというか、記憶が薄れたというか。もう15年も前だからな。。
撮り鉄あまりしないつもりだったけど、いちおう。

車両基地は賑やかですが、外から気軽には撮影できなさそう。
この107系は到着後入庫して、中央の6000型が次の列車に使われていました。

107系は本線上をこの辺まで移動して、この後転線。

こんなふうに。
貴重なDT32、TR69装備車なので、そのうち乗り心地を味わいに行きましょう。

涼しいところで少し休憩して、そろそろホームへ。

電車ホームよりもかなり低くなっています。

すこし涼しくなってきました。
今日から学校始まったらしく、学生さんがたくさんいます。
そこそこに乗客はいます。

キハ111(200番台)は、今見ても結構格好いいですが、車内はいささかやれてきた感じも。
関東圏ではこのクロスシートは破格の待遇です。

エンジン音も勇ましく、発車。
昔に比べると(キハ35時代)加速はたくましい感じ。

冷房はすこしぬるいけど、乗り心地も良好ですし、なんの不自由もない。

八高線は無人化、合理化がだいぶ進んできている印象。
丹荘は駅舎が新しくなっていた。

首都圏であることを考えれば、なかなか車窓風景も好ましい感じです。
ただ、この辺はいいのですが、印象として休耕地というか、田畑をやめて雑草が茂るままになっている土地が増えたような気がする。
他方、住宅や倉庫はけっこう目立つ。


きょうび、遠くまで旅にはいけないからね。。

行程にして一時間25分、ディーゼルにこれだけ乗っていられるのも、首都圏であることを想えばなかなか。

昔はこの先八王子までディーゼルで行けましたが、今はここまで。
26年前、拝島から高崎まで乗ったことがありました。キハ35だったけど、あれはちょっと疲れた。
それに比べれば楽勝です。
というわけで、通勤帰りの客をたくさん乗せた川越線に乗って、day 1はおしまい。

さて、day 2はここです。

ですね。
ん、しらない?

まんなかの行き先、全区間の終点じゃないんです。
平日12時のバスだけ系統が違うせいですが、これ1本だけ、大宮まで行くんです。

治水橋堤防停留所。これは反対側ですが、ほとんどのバスは途中で別れてららぽーと富士見に向かっています。
撮影は2020年5月でしたが、約半年後に平日の便が廃止されました。

待つことしばし。

いよいよです。
後ろから乗ります。
パスモをぴいと言わせて。

一日一本と言うと、さぞひなびた区間を走るものと思われるかもしれませんが、流石にサイタマなので、そんなことはありません。
たしかに畑は多いですが、あとは様々な物流倉庫がね。
上福岡まではけっこう定期客らしい、女子高生とか乗ってる。

実を言うと今回乗ってみて分かったのですが、路線のほとんどは自分で車でしょっちゅう走っている道でした。
だから、ぜんぜん旅気分になりませんでした。。
乗ってる車が違うのと、自分で運転しないだけ。

上福岡駅を過ぎると1日一本の区間になるのですが、その割には結構人が普通に乗っている。
この辺は非常に人通り、車通りのいい区間で、利用客は多いような気がするのですが、バス経営、厳しいんですかね。
まあ人のこと言えた義理じゃありません。自分だって車でしか通らないから。
ただ、先ほどの治水橋を渡ると二ツ宮バス停があり、ここから始発のバスががんがん出ています。
平日朝ラッシュ時は6分間隔で出てる。
あれですね。バスの時刻表って、同じ会社でも営業所によって表示が違うので、すごいわかりにくいね(ネットとかで見る限り)。。

13時20分、大宮駅到着。day 1と同じく、約1時間半のディーゼルの旅でした。
地元感横溢で、あまり旅気分ではなかったけど。

所沢ー大宮間のバスは、昔は鶴瀬駅経由のもけっこう走っていたのを記憶しています。
ふつうに所沢から大宮行くなら、電車で秋津から新秋津出て武蔵野線ですかね。
本川越から川越線乗るのもけっこう歩くし、意外と難しい。西武大宮線が今も残っていたら。。ただあれも、本川越との間が結構あるみたいで・。西武って昔からその辺は・。
それ以前に所沢から大宮に行く人があまりいないかも。
埼玉県南部って、どうも荒川を境に東西で若干文化が違う感じがします。川越を中心とした地域は入間郡、中山道界隈は旧足立群というのが影響しているんでしょうか。。
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