
昨年夏から秋にかけて、三岐鉄道、上信電鉄、流鉄を訪問したのですが、いつの間にか旧西武101系が走る路線を追うような形になっていることに気が付きました。
それなら次は近江に、と思ったのですが、昨年は身動きが取れず。今年春は弘南を優先、その後春から秋までは仕事でくたばっておりました。
ようやく落ち着いたので、休暇と宿をとりました。
ただ、近江鉄道って、鉄道雑誌にはかなり頻繁に出てくるのですが、実は出かけるまで実情がよくわかっていませんでした。
手元の雑誌等で近江を特集していたのはピクトリアルの'70年8月号だという。。500形が最新鋭として紹介されてます。

百聞は一見に如かずというか、とにかく行ってみればわかるということで。
米原に。
JR東海と西日本が入り混じっているのが新鮮ですね。
この日は315系ばかり見かけました。ここ1年ぐらいで、あっという間に増えましたね。

この日は木曜日で、900円の1日券の発売日ではありませんでしたが、2000円の券を売っていました。
貴生川まで往復すれば元が取れる値段です。
電車は比較的新しい100形105号。

14:37発貴生川行の直通列車です。
ひたすら乗り鉄します。
彦根まではほとんど乗客なし。
彦根を過ぎると、高校生や仕事の人など、けっこう乗客が増えました。
近場の観光をたのしむ年配の夫婦とかもいます。
貴生川口でも、結構な乗客がいました。

貴生川まではほぼ西武新宿-本川越間と同じぐらいの距離ですが、1時間半かけて16:12に到着。
切符を買うときにもらった時刻表によると2分で折り返しとあるので、同じ電車を使うのかと思ったら、ホーム反対側のこの電車でした。
乗ってきた105号は回送の表示に。

もと西武401系で、今のところ近江の主力のようです。
端がこんな風になっているやつです。

電車は八日市まで。こ線橋を渡り、近江八幡発彦根行きの電車を待ちます。
中線にはこんな電車が。割と原型に近い(色のせいか)ですね。ドアは塗られています。

鉄道むすめのラッピングですか。
夕方になり、乗客も増えてきました。

高宮で電車を降ります。
列車が去るのを待ち、構内踏切を渡って、待機する多賀線の列車に向かいます。
こちらはもと西武3000系です。窓周りに見覚えがありますね。

多賀大社駅。この時間は人気がない感じでしたが、近くに多賀大社の鳥居があり、参拝客も結構いるようです。
それよりも折り返し、スクリーン駅から大挙して通勤客が乗り込み、車内は乗車率100パーセント近くに。
すっかり都市部の通勤列車と同じ感じになりました。
多賀大社折り返しの列車は彦根まで直通しますが、彦根到着後、これらの通勤客はほとんどが改札に向かっていきました。
JRに乗り換え、各々の自宅に帰るのでしょう。

彦根から米原は再び区間列車に。
本線と二つの支線を自在に直通し、本線内も輸送需要に合わせて不便の無いように区間列車を設定するなど、かなり練りこまれたダイヤですね。
ダイヤを追うだけでも面白かったです。
ところで、宿は米原に取りました。
米原は鉄道的には著名だし、新幹線も止まるから、町もそれなりのものだろうと思ったのですが。
駅前を見まわしたのですが、思い切り何もないんです。
スタバがあるとは思ってませんでしたが。南栗橋みたい。。
仕方ないので一度チェックインを済ませて、琵琶湖線に乗って彦根まで行って飯、食いました。
彦根も夜は寂しいですが、いちおう城下町なので。
帰りはせっかく一日券あるので、近江で米原帰りました。

翌朝。
ホテルから米原の電留線が見えます。
鮮明な写真は撮れないけど、とりあえず望遠つけて撮ってみました。

妙に模型風味があるな、と思い、なぜかと考えたのですが、こうして遠くから見ると、留置線が本線の間に挟まって、しかも駅ホームの位置から急角度で斜めに配置されています。
新幹線はホームを出てもしばらくは直進します(北陸本線と並行)が、在来線は大きく右にカーブしていきます。
航空写真を見るとそうでもないですが、見た目留置線の終端部はホームから直角になって終わっている気がします。

しらさぎは留置線で待機中です。手前を北陸本線が通っていて、そのための留置線のようです。
東海道上り線は画面左上のほうに少し見えています。

223系が今出庫しようとしてます。
新快速は敦賀までいくわけですから、前記北陸線と東海道を区別して留置するという説は当たらないかもしれません。

EF210の牽くコンテナ列車が上り線を走行中。
なかなか、鉄的に面白いホテルでした。

出かけます。流石に近江線は本数が少ないので、やはりJRに乗ります。
彦根で降ります。

ホームから車両が見えるだろうと思いましたが、電柱や看板があるので、制約があります。
この車両(820形)は800形と違い正面が西武時代のままで、より原型に近いです。
残念ながら既に廃車になったようですね。

稼働はしていませんでしたが、これがいました。
今この、N系タイプは2編成いて、うち1編成に軌道検測装置が搭載されている由。

もう一本はこちらに見えます。

ところで話は変わりますが、近江線は右側通行なのですかね?
前日飯食ったあと、米原に帰ろうと思いホームに降りたら両方に車両がいて、おや?とおもいました。
間違えなかったけど。

このラッピングの編成を見たのはこの時だけでした。

車庫の奥に黄色い電車が見えます。
工場の人がたくさんいますが。。

陸橋を渡り、車庫脇まで来ました。
FS072が転がっています。今、近江線の営業車はたぶん全部このタイプ(372系または372A系)なような気がします。

留置線の隅にこれがいました。
まだ西武のロゴがそのままです。

さっき、車庫の中に見えた黄色い車体は、この片割れということでしょうか。

今、N系タイプの車体が2編成ありましたが、原型タイプのこれも、2編成運ばれてきていると思います。車庫内には1両しかいないので、あと2両はどこに置いてあるのかな。

1両ずつ作業を進めるということなのでしょう。連結面がカバーされています。
車両番号は抹消されています。

彦根ではこの後お城を見たり、昼食をとったりして、近江八幡までは再びJR。
近江線でもよかったのですが、この時間本線は1時間ヘッドということもあり、新快速を選びました。
距離の感覚がわからないのですが、彦根ー近江八幡も28分かかります。
223系はこの区間130Km/hで走ってるんでしょうね。転換クロスだし、速くて快適でいいですね。。E231よりもお金かかっていそうだし。

800形が入線したとき、車両限界に引っかかったというのはこのカーブでしょうか。
今は全線改造なしでも通れるのですかね。。

八日市線もかなり乗客が乗っています。
この線区は日中30分ヘッドなのですよね。どの途中駅にも離合の施設があるようです。
今回は実現しませんでしたが、もし降車して撮り鉄するとしたら、この区間でやるとよさそうです。

運転台機器で気が付いたのですが、ブレーキハンドルがオリジナルではなく、ややぶっきらぼうな箱状のものに交換されていますね。

八日市はいつも賑やかです。

八日市に駅舎の2階にはミュージアムがあります。昔彦根にありましたが、閉鎖になり、こちらにリニューアルされてオープンしたようです。
彦根には昔、ED14などの機関車がいました。解体されたのはショックでしたが、会社が手元不如意なので仕方なかったのでしょうか。
中学の頃、家族旅行の途中で立ち寄って、何枚か撮影した記憶があります(プリントがどこかにあると思う)。

路線図を模したようなレイアウト。半分地図のようですが、こういうレイアウトの志向も悪くないですね。

八日市にも留置線があります。2編成ほど置けるようです。
ワンマン車のドア扱いを見る限り、この線区には3ドアのほうが似合いな気もします。2000系はちょっと持て余すのではないかな。。

これで近江鉄道の乗り鉄は完乗です。
すぐに米原には戻らず、近江八幡市内をちょっと観光します。
先ほどすれ違ったお~いお茶電車に乗ります。
濃い茶のほうはなんだか違う電車に見えますね。これも逆光ですが、結局ちゃんとした写真が撮れませんでした。

この色も、水色の方も、国鉄黄緑6号や青22号とはちがう色味なのですよね。
青はほかの鉄道車両にはない色だな。昔のVWゴルフを思い出す。。

近江八幡からまたJR乗って、米原につきました。しらさぎ号がいいタイミングで乗り継ぎできます。
まあ、敦賀経由で帰宅する、という方法もないではないですね。でも疲れたからやらない。

こちらもいいタイミングで乗り継ぎできます。
豊橋まで行くんですね。網干あたりからずっと新快速乗り継いで、東京まで帰れるのかしら。
というわけで、今年のお出かけ鉄は終了です。
東急もすごいけど、西武車両もこんなところまで進出しているのだから大したものです。
関西勢も、もっと首都圏で中古車売ってくれると楽しいのですが。
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