鹿島鉄道の保存車を見に行く
寝る前によく見ているタブレットのブラウザに、ほっとパーク鉾田のページが開いたままになっていた。
しばらく前に検索して、保存車がここにあることを見ていたのだと思う。
メインブログには書いてるけど、この夏は体調が悪いのだが、今日は多少良さそうなので(個人としてはちょっと冒険だが)、足を延ばしてみることにした。
事前に検索すると、保存会の方々が整備をして、時折「公開」をしているらしい。
この「公開」は車内の公開等を示しているものと思われるが、ウェブでは内容が確認できなかった。ほっとパークは入浴やプールなどの施設だが、その一角にあるという事は何らかの入場料が必要なのか、それもわからなかった。
わからないが、とにかく行ってみた。
ナビに従って細い道を曲がりながら進むと、大きな駐車場の入り口に着いた。
その先に保存車が見える。特にアドミッションのようなものはないみたいだ。
保存されているのはKR505とキハ601である。
601は1936年製のキハ07を譲受して改装を加えたもの。最終期には冷房化もされていた。
505のほうは1992年製。
有志の方々の手で、かなり丁寧に整備されているようだ。
ただ、野外保存で限られた空間のため、整備は簡単ではなさそうに思えた。
場所は鉾田駅の西方、旧坂戸駅に近い辺りになると思う。かなり広々とした場所で、土地勘のないよそ者にはスマホの小さな地図ではわかりにくい。
せっかく来たので、ほっとパークのレストランで食事をした。冒頭の写真はレストランの窓から撮ったもの。
その、鉾田駅跡にも行って見た。
ナビでは場所を特定できず、スマホの地図を見ながら適当に走った。
バスが多数駐車しているのでよくみたら、崩れたホームが見えたのでここだとわかった。
駅構内は廃止当初そのまま保存されていたそうだが、東日本大震災のとき、液状化現象でホームが崩壊してしまった由。
今はこんな状態になっている。
当時の様子は不明だが、敷地の一部は転用されてここだけが残っているようだ。
線路のあったであろう方角は草で埋もれている。
駅舎は特徴的な建築だったため、保存の検討もされたが老朽化がひどく、解体された由。
この辺りだったらしい。
名前としてはまだ残っている。
ついでなので、鹿島臨海鉄道の新鉾田駅にも行ってみた。
こちらは高架線で駅前のターミナルも整備されている。鉾田駅からは歩いて20分ほどあり、連絡バスもほとんどない。
お互い関係ない存在なのかもしれない。
廃止から18年になるが、駅跡などはバスターミナルとして再整備されるか、宅地として再利用されるなどして、遺構はあまり残っていないようだ。以前訪れた榎本駅でも見てみるか、と思ったが、何も残ってないらしい。体調も万全ではないのでこれを潮に帰宅することにした。
鹿島鉄道は現役当時、全線乗車はしていない。
写真を撮りに1,2度訪れただけだ。
2001年8月、銚子電鉄を撮影した帰りに、はるばる銚子から北上してここまで来た(車で)。
どういう考えで行ったのか、全然覚えていない。
ただしここ(榎本駅)は、TMS1974年12月号の冒頭グラフで、駅の様子が図入りで詳細に紹介されていた。
それが記憶に残っていたのだと思う。
既にグラフで紹介された木造駅舎はなく、ログハウス風の小さな駅舎に変わっていた。
石油タンクや抜き取り施設もまだあった。後から聞いた話だが、この2001年8月に当駅での貨物輸送(パイプラインへの石油積み込み)が廃止されたらしい。この日(8月10日)が廃止前であったかどうかはわからない。
現役の頃の601。既に冷房が使われていて、車内から出てきたおばさんが外の暑さにたじろいでいる。
2003年1月。石岡駅の機関区は駅東方に広がっていた。南側に陸橋があり、ホームからも車両の様子がよく見えた。
右奥の500型が保存されている505。手前の600は602の方。
601の方は運用中。四箇村-常陸小川間。
常陸小川までは区間列車もあり、運転本数は(ローカル線にしては)結構多かった。
常陸小川には、当時すでに廃車になっていたがカバさん(DD901)もいた。
線路脇にも小径があるが、柵や電柱もないし、冬場は下草も整備されて足回りが隠れないし、撮影するにはすばらしい条件の所だった。
沿線の田園風景もとても美しかった。
今google mapで見たら、線路わきの小径はもちろん、廃線跡の築堤や、踏切跡も多少残っているようだ。
やはり体力の都合で今回は見合わせたが、いつか訪れてみたい。
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