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2025年6月 5日 (木)

台車の乗り味

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どうもごたごたが続いてまして、鉄道方面はからきしです。

レイアウトの運転はしてますし、雑誌読んだりはしています。5月の模型の買い物はZゲージの曲線路(R210だか)だけかな。

 

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丸の内線2000系に良く乗るのですが(ちなみにもちろん上掲の写真は違います)、前から思ってるのですがこの電車、最新の自己操舵式の台車を備えている割には結構揺れます。もしかしたら02系の方が揺れなかったかもしれません。

自己操舵式の台車って、曲線通過時のきしりとかには有効なのかもしれませんが、乗り心地には直接寄与していないのかもしれません。

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台車が乗り心地に寄与する割合は、我々が想像するよりは小さいのかもしれません。

乗り心地というのは、台車による衝撃減衰、線路の状態(保線、カーブやポイントなど)、速度の総合的な関数であると言えます。

15年前に乗った中央線の115系は、鳥橋の付近の直線ではほとんど揺れを感じさせず、滑るように走っていました。

西武は概して保線が良好ですが、6000系などは枕ばねの動きがダンパー等で規制されないのでゆらゆらと揺れながら走ります。

9000系が新宿線を走っていた頃は、同じFS372なのに101系などに比べると荒れた乗り心地だな、とおもったことがあります。車体との相性のようなものがある感じでした。

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西武には遅くまでこの台車を履いた車が本線にいましたが、設計の古い割に乗り心地は悪くなかった気がします。

子どもの頃、こういうイコライザ式の台車を履いた車が地元にはいなかったので、イコライザ台車の乗り心地はどんなものか、興味津々でした。乗って見るとなんということはないのですが。

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東武は3000系列が色々な台車を履いていましたが、古いKS31系と、比較的新しいFS-7などのウイングばね式台車の乗り心地が違うか、というと、あまり違いはなかった気がします。

野田線などは速度が遅く(当時)、余計わからなかったです。3000系晩年の1995年に日光線ローカルに乗ったのですが、ちょっと加速するとすぐ惰行を始めて、吊り掛けのいい音もあまり聞けずじまいでした。

5000型も野田線はダメでしたね。遅くてストレスが溜まります。良かったのは上毛に移った3000型。あれは実によく揺れた。

本線も東上線も、遅くまで吊り掛け車が高速で良い音させながら走っていたのは、あれは今思うととても幸せな事でしたね。

73のTR35系も、78のFS10も、乗り心地はあまり違わなかったです。73の適度な揺れに身を任せているとよく眠れるので好きでした。中間テストの帰り、昼の空いた各停とかに乗って、寝不足の身体をよく休めていたものです。

あと、8000の後期型(ミンデンからS型のFS396に変わった)が出たときも、どう乗り心地が違うのか興味津々でした。が、走行音も含めてちがいはわかりませんでしたね。6000や1800は軸ダンパがついていて、あれは乗り心地良かったです。

中央特快の103系はかなり豪快で、中野駅のポイントとかすごい音で通過するので、これも好きでした。

一番揺れた記憶というと、新幹線開業前の東北本線かな。はつかり(485も583も)は怖いぐらいゆれた。後年、鉄ではない上司と話してる時(新幹線になってずいぶん経ってから)、あれはよく揺れたと述懐していたほどです。

というわけで、久々の投稿なのに単なる与太話になってしまいました。。

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コメント

連休、久しぶりに近江鉄道に乗りました。
朝早い電車のため運転席直後に座りましたが、元西武401系のエアサス(FS372)でも揺れるのは変わりありませんでしたw
同じ車種であった上信電車(こちらはコイルばねのFS342)の方がまだおとなしいかなと思える位。
まもなく2000系改造車も投入されますが、盛大につり革揺らすようになるのでしょうね。

ああ、近江鉄道いいですねえ。
そういえば、昨年乗った三岐鉄道線もずいぶんと揺れました。211系になっても、線路があれではやはり揺れるのでしょうね。
2000系の就役も楽しみですね。

ものすごく大雑把な話ですが、乗り心地に関与する割合としては線路が7で台車が3といったところです
ですから台車ごとの違いよりも線路の違いの方が分かりやすいですね
川越線の電車が大宮を発車して、トンネルを出て鉄道博物館のあたりから乗り心地が顕著に悪くなったり、阪神本線では滑るように走っていた阪神9300系が山陽電車に入った途端派手に揺れたり……
個人的に台車の違いがはっきり分かったのは、10-000形がいたころの都営新宿線でした
乾式とはいえシュリーレン台車の10-000形とペデスタルウイングの京王6000系では全く乗り心地が違いました

ああ、線路7:台車3の割合、なんとなく納得がいくものがありますね。。
川越線も単線区間に入ると、確かに保線が少し行き届いていないのかな、と思う事はありますよね。
あいにく都営線はあまり利用できていないので、車両による違いは体感できませんでしたが、都車の台車は関東では珍しいものでしたので、もっと乗っておけばよかった気がします。。

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