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2024年12月15日 (日)

うさぎ鉄道 レイアウト制作の思い出(8 最終回)

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前回掲げたレイアウトは1984年夏に着工、年内に運転はできるようになり、86年ごろにはシーナリィを含めておおむね完成した。

これは実家に置いたまま、94年ごろまでは運用していた。自分は実家を離れていたが、一部の車両は実家に残したまま、帰宅した時に運転したりしていた。

レイアウト自体はまだ実家にある。近年、ネズミが入り込んで暴れたらしく、建物がだいぶ破壊されてしまっている。

 

 

転居先で本格的なレイアウトを作ることは無理だったので、写真のような運転盤を作って時々運転した。

ベースはただのベニヤ板で、継ぎ目の所は線路を取り外して、組むときに取り付ける。駅以外はなにもない状態だったが、そこそこ直線が長いので運転するのは意外と面白かった。カーブはR315と外側にR354を新たに買って設置した(当時のいちばん緩いカーブ)。

94年末の転居と共に運転終了となった。

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手持ちのトミックスの線路はこの後も資産として使いまわして、その時その時で運転盤を作り直している。

これは2000年頃、B1のパネルに作った運転盤。いちおうシーナリィまでつけるつもりでいたが、中途半端に小さいので運転する車両が限られ、制作は中止になった。

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その後も作りかけては気に入らず、あるいは多忙でそれどころではなく、形にならない状態が続いた。

2006年ごろ、どこからか定尺ベニヤ板を買ってきて、線路を敷いてみた。これは数日で解体してしまった。

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同じ年の秋、A2のパネルにPecoのフレキを敷いてなにか作り始めた。

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延長ボードも作って、小型車両を運転できるようにした。

というか、大型の車両も結構走らせることができる。

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ミニカーブレールというのは当時出ていたのかな。2007年の2月ごろ。

本来は数編成の車両を置いて駅や引き込み線を往復させる、という遊び方になる。

ただ、これもシーナリィとなるとなかなかアイデアが浮かばず、このままの状態が続く。

この後、小松菜線に発展した。

 

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いまのうさぎ鉄道の原型ができたのは2008年2月の事だ。

既に本線部分は現在とほぼ同じ形になっている。

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アングルを買ってきてB1パネルを固定し、本格的な工事が始まった。

その後の事は以前ここにまとめている。

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うさぎ鉄道は2009年12月末に一連のシーナリィ工作を終え、2009年12月30日を一応開業の日としている。

エンドレスとパック、機関車を買ってもらって、鉄道開業した’74年5月から数えて今年は50年、現行レイアウトが完成してから15年という事になる。

 

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おまけ。

これは2011年の年末に、天賞堂で線路一式を買ってきて、「Nゲージ蒸気機関車」の記事にでてきたプランを再現したものだ。

当時木造2階建ての家に住んでいて、レイアウトは2階和室に立てかけてあった。冬は寒いので暖かい居間でちょっと遊ぶのにいいかと思い。。

この線路一式、どこかの箱にまとめて入れてあるはずだが、実は買ってから2回ぐらいこの形で運転したきり、ぜんぜん使っていない。

 

*いちおう、自分用にうさぎ鉄道史というか、レイアウト史の集大成とすべく書いてきたが、撮ったはずの写真が見つからないとか、昔のことで忘れたとかが色々あり、全部書ききったとも言えなくなってしまった。まあ、それをブログに書いて人がどう思うかというのはあるのだけど。

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