中京地区乗り歩き (2)
翌日はこれに乗車。
西日野行きでしたので、まずそちらに行くことに。
もとは伊勢八王子まで通じていたので八王子線なのですが、50年前の水害で西日野より先が廃止になりました。この駅も復旧時に移転開業したそうです。
夏休み期間でしたが、学生がけっこう利用しているようでした。
あすなろう鉄道に移管した際、車両をリニューアルしたそうですが、電車はとてもきれいですね。
折り返しの電車に乗って、日永で降ります。
八王子線のホームはかなりカーブしています。
帰りに車内から撮影しました。内部線との間のホームの三角地帯に、台車と車輪の保存展示がされています。
内部線は列車交換可能な配置になっています。内部方面に行くには踏切を渡って反対側のホームに。
ほどなく内部行きが到着。
朝の通勤時間帯ですが、けっこう乗客がいます。
内部駅。
車両基地があります。
庫内では職員の方たちがラジオ体操をしていました。
機回しをしていた時代の遺構が残っています。
延伸計画もあったようですね。
帰りは撮影のため、いったん赤堀駅で降車しました。
四日市にもほど近い駅で、内部線、八王子線双方の列車が来るので運転密度が高いです。
八王子線の線路はもっと草に覆われていました。
後追いですが。
あまりそんな気がしませんが、海が近いせいか川が多く流れ、それらをつなぐ?水路も設けられているようです。
50年前の水害も、そんな中で起きたのでしょうか。
塗装のせいか、近鉄時代の面影をあまり感じません。
車内外ともにとてもきれいです。
もうすこし内部方面に歩いて、踏切を渡ったところから。
こちらのほうが周りがすっきりしていますが、架線柱があるので善し悪しですね。
さて、ナロー線をあとにして、名古屋線の高架ホームをあがり、湯の山線へ。
こちらも出自は内部、八王子線と同じナロー線なのだそうですね。
昨日に続き、また1010系に出会いました。
3両なので、支線区にはちょうど使いやすい車両なのでしょう。
車内は更新されているので、古さは感じません。
もとナロー線ですが、改修されたのは60年前の事で、その面影は全くありません。ただ、志摩線ほどではありませんが、結構カーブが多いようです。
道中ただの?乗り鉄をしていただけですが、桜駅と菰野駅の間、橋のある辺りになにやら引き込み線のようなものが、本線からカーブして伸びているのを見かけました。旧線の遺構のようですが、線路幅はスタンダードに見え、何なのかな?と思いました。
→旧線の線路敷を利用した保線車両の留置線らしいです。
名前がいい感じですが、駅の周りに温泉旅館とかはなさそうです。
路線長15.4Km、行き止まり線で列車本数は30分おき程度、走る車両も名古屋口で見られるふつうの車両(車齢52年の1010系が普通かという議論はあると思いますが)と、その気にならないとなかなか行けない路線でしたが、いちおう乗車してみました。
というわけで、個性的な路線が集まる四日市を後にして、旅は最終章へ。
つづく
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