中京地区乗り歩き (3)
湯の山線往復の後、準急に乗って冨田まで来ました。
ほどなく列車が来たのですが、すぐには折り返さず、相当時間停車しています。
大江と同じで、終点にもかかわらず車内にとどまる人が相当数いました。
その間、改札口に行って(最初間違えて東側に行ったらそこは近鉄で、西改札まで行きなおした)一日乗車券(1200円)を買いました。
ものすごい猛暑で、どこか周辺をぶらつこうという気にはなれなかった。
せいぜい駅撮りするくらい。生憎時間がわからないのですが、45分ぐらい待っていたと思います(1か月前のことで忘れてしまった。カメラ内蔵の時計も狂ってたみたいです)。
乗車した列車は富田12:07発のようです。
401系ひさしぶり。
西武新宿線で乗っていたのは25年以上前でしたか。
シート以外の内装は往時と同じ配色に見えますが、壁などは譲渡時にやり直したのかも知れません。
保々まで行って降りました。さっきまで乗ってきた101Fは車両交換の為、待機していたこれに乗り換えとなったようです(乗りませんでした)。
これ、異端車クハ1881ですね。事故廃車になったクハ1851の代わりに、旧西武クハ1238を三岐クハ1881として充当したといういきさつだそうです。
三岐は今のところまだ西武天国の状態です。乗車したのは三岐オリジナルの復刻カラーでしたが、こちらが標準塗装ですね。
もとはFS372Aのはずですが、FS342に換装されているようです。
AK-3型空気圧縮機です。
少し歩きます。
既に211系は回着している状態です。
ここだけではなく、東藤原などの留置線にも何編成か止まっていました。
いきなし。
このタイプの正面は、もうここでないと見られないのかな。
いずっぱこにも10年ほど前にいて、やはり復刻塗装していましたが、あれは101系だったので、「目」が少し離れていましたね。
さきほどの101編成は富田行きとなって折り返していきました。
103編成ですが、これを見ると窓枠を塗装しているのがわかります。
撮影中にやってきた保々止まりの列車に使われいてた、751系です。こちらは折り返しにならず、入庫するようです。
先ほどの1881と違い、もと西武新101系そのものです。
またもや復刻カラー。
だんだんどこにいるのかわからなくなってきますね。
電連の黄色は、三岐では何を意味するのでしょうか。
などと、鼻血をだしていると今度は貨物がやってきました。
三岐と言えば貨物列車ですね。。
側線に入ります。
絵になります。
台車は東武ED5060あたりと同じかな。
繰り返しですがこの日は恐ろしく暑い日で(というか、今年の夏は毎日そうでしたが)、運転士さんの労働環境はさぞきつかったのではないかと。
小休止の後、再び東藤原に向けて走り始めました。
東藤原駅の賑わい。
車窓から。この感じはワクワクしますね。
周辺がすべて工場敷地なので、車窓以外からの撮影は不可能なようです。
保々から次の西藤原行きに乗りましたが、再び101Fにあたりました。
この電車もコイルのFS342(DT21相当)ですが、揺れるのなんの。ぼんぼん容赦なく飛び跳ねます。
揺れというか、ピッチングですね。西武時代の701系統がこんな揺れを示したことはないと思います(保線がいいので)。
DT21としても、中央線の山線走ってた115系なんてかなり乗り心地良かったし、水戸線の415系も悪くなかった。
はるか昔、東北線「ひばり」とかを思い出しますね。あれは120km/hでしたが、こちらは85km/hくらいかな。
旧国や国電時代の、エアサスでない台車は乗り心地が悪い、という印象がありますが、保線や速度次第だという気がします。西武1411(TR11)の新宿線時代末期に乗りましたが、わりとふわんとして悪くなかった。東武野田線や日光線の3000系列は、ぐずぐず走っているせいで乗り心地は気にならなかった。
西藤原の終端はこんな感じ。
駅舎はSL風味。
乗車中豪雨の時間がありましたが、この時雨はあがっていました。
保存機関車の写真は省略して、先を急ぎます。
伊勢治田まで戻って下車。歩いて30分ほどのところにある、北勢線阿下喜を目指します。
歩く距離は大したことがありません。
ただ、何度も書いてますがものすごく暑いうえ、雨上がりで湿度が100%近いため、もう汗だくです。
駅が見えたころ、ちょうど列車が発車するところでした。1時間待ち。
昼飯を食べそびれたので、近くにある「あらやだ奥さん」という変な名前のパン屋でサンドイッチ買って、待合室で食いました。
阿下喜駅脇にあるモ220保存車は修理中でした。写真は省略。
おなじみの270型。
全車冷房付きの編成ですが、冷房効果を上げるためドアは手前一つしか開いていません。
さっきの西藤原もそうでしたが、ここでも乗っているのは私だけでした(発車前にもう一人乗ったかな)。
あすなろう線にくらべると、いささかくたびれが目立つ車内と、音はすごいがあまり効かない冷房が・。
13年前に往復乗ったことがありましたが、その時と変わりがないですね。
西桑名に着くころにはだいぶ車内もにぎやかになりました。
相変わらず激暑ですが、JR/近鉄の橋上駅にある自由通路を通り、次の行程へ。
改札で切符を買いましたが、待合室はなくて簡単なベンチしかない。
余りにも暑いので一瞬身の危険を感じましたが、幸い電車はすぐやってきました。
3両のうち中間車の一部には転換クロスが備えてあります。
1時間の行程なので、これは良い。
養老線はごく一部を除きロングレールではなく、おそらく短尺の10mレールが多いと思われますが、ジョイント音がにぎやかです。
昔の東急車は乗り心地が固く、ほんとうは整備の良い都会の路線向きなのですけどね。秩父鉄道の東急車も、乗り続けてると疲れてきます。
ただ、クロスシートはすこし落ち着く。
大垣についたのは午後5時でした。
このあと、新快速で名古屋まで戻りましたが、313系はさすがに滑るように走ってくれて、大東海道線の貫禄を感じました。
というわけで、ほぼ乗り鉄三昧の2日間の記録はこれでおわりです。
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