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2024年9月21日 (土)

中京地区乗り歩き (3)

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湯の山線往復の後、準急に乗って冨田まで来ました。

ほどなく列車が来たのですが、すぐには折り返さず、相当時間停車しています。

大江と同じで、終点にもかかわらず車内にとどまる人が相当数いました。

 

その間、改札口に行って(最初間違えて東側に行ったらそこは近鉄で、西改札まで行きなおした)一日乗車券(1200円)を買いました。

ものすごい猛暑で、どこか周辺をぶらつこうという気にはなれなかった。

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せいぜい駅撮りするくらい。生憎時間がわからないのですが、45分ぐらい待っていたと思います(1か月前のことで忘れてしまった。カメラ内蔵の時計も狂ってたみたいです)。

乗車した列車は富田12:07発のようです。

 

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401系ひさしぶり。

西武新宿線で乗っていたのは25年以上前でしたか。

シート以外の内装は往時と同じ配色に見えますが、壁などは譲渡時にやり直したのかも知れません。

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保々まで行って降りました。さっきまで乗ってきた101Fは車両交換の為、待機していたこれに乗り換えとなったようです(乗りませんでした)。

これ、異端車クハ1881ですね。事故廃車になったクハ1851の代わりに、旧西武クハ1238を三岐クハ1881として充当したといういきさつだそうです。

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三岐は今のところまだ西武天国の状態です。乗車したのは三岐オリジナルの復刻カラーでしたが、こちらが標準塗装ですね。

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もとはFS372Aのはずですが、FS342に換装されているようです。

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AK-3型空気圧縮機です。

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少し歩きます。

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既に211系は回着している状態です。

ここだけではなく、東藤原などの留置線にも何編成か止まっていました。

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いきなし。

このタイプの正面は、もうここでないと見られないのかな。

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いずっぱこにも10年ほど前にいて、やはり復刻塗装していましたが、あれは101系だったので、「目」が少し離れていましたね。

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さきほどの101編成は富田行きとなって折り返していきました。

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103編成ですが、これを見ると窓枠を塗装しているのがわかります。

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撮影中にやってきた保々止まりの列車に使われいてた、751系です。こちらは折り返しにならず、入庫するようです。

先ほどの1881と違い、もと西武新101系そのものです。

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またもや復刻カラー。

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だんだんどこにいるのかわからなくなってきますね。

電連の黄色は、三岐では何を意味するのでしょうか。

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などと、鼻血をだしていると今度は貨物がやってきました。

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三岐と言えば貨物列車ですね。。

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側線に入ります。

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絵になります。

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台車は東武ED5060あたりと同じかな。

繰り返しですがこの日は恐ろしく暑い日で(というか、今年の夏は毎日そうでしたが)、運転士さんの労働環境はさぞきつかったのではないかと。

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小休止の後、再び東藤原に向けて走り始めました。

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東藤原駅の賑わい。

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車窓から。この感じはワクワクしますね。

周辺がすべて工場敷地なので、車窓以外からの撮影は不可能なようです。

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保々から次の西藤原行きに乗りましたが、再び101Fにあたりました。

この電車もコイルのFS342(DT21相当)ですが、揺れるのなんの。ぼんぼん容赦なく飛び跳ねます。

揺れというか、ピッチングですね。西武時代の701系統がこんな揺れを示したことはないと思います(保線がいいので)。

DT21としても、中央線の山線走ってた115系なんてかなり乗り心地良かったし、水戸線の415系も悪くなかった。

はるか昔、東北線「ひばり」とかを思い出しますね。あれは120km/hでしたが、こちらは85km/hくらいかな。

旧国や国電時代の、エアサスでない台車は乗り心地が悪い、という印象がありますが、保線や速度次第だという気がします。西武1411(TR11)の新宿線時代末期に乗りましたが、わりとふわんとして悪くなかった。東武野田線や日光線の3000系列は、ぐずぐず走っているせいで乗り心地は気にならなかった。

 

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西藤原の終端はこんな感じ。

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駅舎はSL風味。

乗車中豪雨の時間がありましたが、この時雨はあがっていました。

保存機関車の写真は省略して、先を急ぎます。

伊勢治田まで戻って下車。歩いて30分ほどのところにある、北勢線阿下喜を目指します。

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歩く距離は大したことがありません。

ただ、何度も書いてますがものすごく暑いうえ、雨上がりで湿度が100%近いため、もう汗だくです。

駅が見えたころ、ちょうど列車が発車するところでした。1時間待ち。

昼飯を食べそびれたので、近くにある「あらやだ奥さん」という変な名前のパン屋でサンドイッチ買って、待合室で食いました。

阿下喜駅脇にあるモ220保存車は修理中でした。写真は省略。

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おなじみの270型。

全車冷房付きの編成ですが、冷房効果を上げるためドアは手前一つしか開いていません。

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さっきの西藤原もそうでしたが、ここでも乗っているのは私だけでした(発車前にもう一人乗ったかな)。

あすなろう線にくらべると、いささかくたびれが目立つ車内と、音はすごいがあまり効かない冷房が・。

13年前に往復乗ったことがありましたが、その時と変わりがないですね。

 

西桑名に着くころにはだいぶ車内もにぎやかになりました。

相変わらず激暑ですが、JR/近鉄の橋上駅にある自由通路を通り、次の行程へ。

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改札で切符を買いましたが、待合室はなくて簡単なベンチしかない。

余りにも暑いので一瞬身の危険を感じましたが、幸い電車はすぐやってきました。

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3両のうち中間車の一部には転換クロスが備えてあります。

1時間の行程なので、これは良い。

養老線はごく一部を除きロングレールではなく、おそらく短尺の10mレールが多いと思われますが、ジョイント音がにぎやかです。

昔の東急車は乗り心地が固く、ほんとうは整備の良い都会の路線向きなのですけどね。秩父鉄道の東急車も、乗り続けてると疲れてきます。

ただ、クロスシートはすこし落ち着く。

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大垣についたのは午後5時でした。

このあと、新快速で名古屋まで戻りましたが、313系はさすがに滑るように走ってくれて、大東海道線の貫禄を感じました。

というわけで、ほぼ乗り鉄三昧の2日間の記録はこれでおわりです。

2024年9月 8日 (日)

中京地区乗り歩き (2)

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翌日はこれに乗車。

西日野行きでしたので、まずそちらに行くことに。

 

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もとは伊勢八王子まで通じていたので八王子線なのですが、50年前の水害で西日野より先が廃止になりました。この駅も復旧時に移転開業したそうです。

 

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夏休み期間でしたが、学生がけっこう利用しているようでした。

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あすなろう鉄道に移管した際、車両をリニューアルしたそうですが、電車はとてもきれいですね。

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折り返しの電車に乗って、日永で降ります。

八王子線のホームはかなりカーブしています。

 

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帰りに車内から撮影しました。内部線との間のホームの三角地帯に、台車と車輪の保存展示がされています。

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内部線は列車交換可能な配置になっています。内部方面に行くには踏切を渡って反対側のホームに。

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ほどなく内部行きが到着。

朝の通勤時間帯ですが、けっこう乗客がいます。

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内部駅。

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車両基地があります。

庫内では職員の方たちがラジオ体操をしていました。

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機回しをしていた時代の遺構が残っています。

延伸計画もあったようですね。

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帰りは撮影のため、いったん赤堀駅で降車しました。

四日市にもほど近い駅で、内部線、八王子線双方の列車が来るので運転密度が高いです。

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八王子線の線路はもっと草に覆われていました。

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後追いですが。

あまりそんな気がしませんが、海が近いせいか川が多く流れ、それらをつなぐ?水路も設けられているようです。

50年前の水害も、そんな中で起きたのでしょうか。

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塗装のせいか、近鉄時代の面影をあまり感じません。

車内外ともにとてもきれいです。

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もうすこし内部方面に歩いて、踏切を渡ったところから。

こちらのほうが周りがすっきりしていますが、架線柱があるので善し悪しですね。

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さて、ナロー線をあとにして、名古屋線の高架ホームをあがり、湯の山線へ。

こちらも出自は内部、八王子線と同じナロー線なのだそうですね。

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昨日に続き、また1010系に出会いました。

3両なので、支線区にはちょうど使いやすい車両なのでしょう。

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車内は更新されているので、古さは感じません。

もとナロー線ですが、改修されたのは60年前の事で、その面影は全くありません。ただ、志摩線ほどではありませんが、結構カーブが多いようです。

道中ただの?乗り鉄をしていただけですが、桜駅と菰野駅の間、橋のある辺りになにやら引き込み線のようなものが、本線からカーブして伸びているのを見かけました。旧線の遺構のようですが、線路幅はスタンダードに見え、何なのかな?と思いました。

→旧線の線路敷を利用した保線車両の留置線らしいです。

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名前がいい感じですが、駅の周りに温泉旅館とかはなさそうです。

路線長15.4Km、行き止まり線で列車本数は30分おき程度、走る車両も名古屋口で見られるふつうの車両(車齢52年の1010系が普通かという議論はあると思いますが)と、その気にならないとなかなか行けない路線でしたが、いちおう乗車してみました。

というわけで、個性的な路線が集まる四日市を後にして、旅は最終章へ。

つづく

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