東武伊香保軌道線保存車 ほか
関東地方も梅雨入りしましたが、偶々土曜は晴れたのと、ちょっとだけ時間が取れたのですこしでかけたくなりました。
ちょうどこの土日、新潟交通の旧月潟駅でイベントをやるらしく、X(旧ツイッター)で宣伝していました。そちらに・・、と思ったのですが、時間的には確かに不可能ではないものの、それだけのために新潟往復と言うのも何なので却下。
もうすこし規模を縮小して・・と考えているうち、ふと伊香保軌道線の保存車のことを思い出しました。
記憶の隅にあっただけなので改めて検索してみると、伊香保の公園に保存してあるらしい。
で、車をだして。。
改めて実感したのですが、この辺って自分の頭の中に地図が全く入ってなかったですね。。
草津には行ったことあるけど、伊香保は全然行ったことなかった。
群馬って、南側に都市が集中しているけど、山すごいね。。
渋川と言うと東上鉄道が当初目指していた街ですね。
八高線の計画がなければ、池袋から渋川行特急が発着していたかもしれない。
もしかしたら伊香保軌道線も箱根登山鉄道的な発展を遂げていたかもしれんぞ。
東武鉄道が買収したのは昭和2年の事らしく、その頃既に東上線の延長区間は免許失効していたと思います。
それに東武は日光線開業を控え、高崎、渋川エリアまでは手が回らなかったらしい。
なので、せっかく買った鉄道はほったらかしにされていたらしく、戦後早々に全廃されてしまいます。
木造の車両は経年で痛んでくると、地元の大工さんが補修にあたったとか、伊香保線の下り側はポールを降ろして、惰行だけで走って行ったとか、けっこうワイルドなエピソードは手持ちの本で読みました。
木造単車は明治大正ぐらいの仕様でしょうね。鉄道を整備するよりはバスを走らせた方が、時代に合っていたといわれればそれまでですね。。
直接制御、常用のブレーキは手ブレーキだったようです。
ここは公園と言ってもごく小さいものですが、安住の地を得たのは電車にとって何よりです。
ウェブの記事を見ると、10年ほど前にこちらに来たようです。屋根付きなので、保存状態は比較的良好です。
さて、後半は近況です。
うさぎ鉄道の特殊軌間路線としてこの5月に開業した?Zゲージ路線ですが、その後待避線セットを追加して、こんな感じになりました。
ロクハンの線路は、様式がトミックスのNゲージそっくりですが、走行性そのものは良好です。
ただ、ジョイナーの部分はやや注意が必要です。道床そのものの接合(プラ)とレールの金属ジョイナーで構成されていますが、どちらも外れやすくて、線路を取り外すときに相手側の線路に持って行かれたりします。金属ジョイナーは極めて小さいので、飛ばしたらすぐ紛失しそうです(幸い今のところ失くしてませんが)。
そもそもこのジョイナーはただレールに着いているだけで、本体側をカシメて止めたり、耳をつけて取れないようにするという工夫をしていない。フレキ用のジョイナーと同じです。フレキは一度接合したら着脱はしませんから良いのですが、こういう道床付きの線路はつないだり外したりを繰り返すので、そこは一工夫欲しいところです。
私の経験した限り、トミックスでジョイナーが取れるような事は皆無です。昔の関水の固定式線路だって、ジョイナーの線路側に耳がついて取れないようになっていました。
こうやってテーブルに線路敷いて走らせるのもちょっとおっくうになっています。一応補修用のパーツは取り寄せていますが。
走行そのものはとても好調です。ポイントでの脱線もありません。
セットの曲線がR95という急カーブなので、天賞堂の165系は最初ちょっと脱線していましたが、今日は長時間走らせても全く脱線しませんでした。
手許に鉄道模型がこれしかないなら、少し妥協しながらも色々楽しむことはできるかと思いますが、うちにも模型店にもNの製品がたくさんありますからね。どこで差別化していくか、そこは考えどころでしょうね。。
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