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2024年5月26日 (日)

上田電鉄

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うさぎ鉄道の昔話ももっとしたいのですが、先日こちらに行ってきたのでそのお話を。

JR東の株主優待券が残ってましたので(期限6月末)、ちょっと行ってきました。

上田は初めてです。それほど遠くはないのですが、なんとなく縁がありませんでした。

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ちょうど乗った電車がこれでした。

けっこう手が入っていて、いい雰囲気です。

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30分ほどで別所温泉に着きました。

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無機質な感じでもなくて、いい雰囲気ですね。

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このほかの駅も、古い建物はかなりきれいに整備されているようです。

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ここにもインバウンドの人が来ていました。すごいですね。

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これがいました。

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きれいに整備されています。

ただ、全体像の撮影はちょっと難しそう。

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手前は社有地につき立ち入り禁止とあります。

反対側は畑か何かで、道路も離れているので撮影は困難。

保存車はこれだけではなく、他に2両別のところにいるらしい。機会があれば今度見に行きたいです。

 

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上田行きが出るまで時間があります。

ので、八木沢まで歩くことにしました。日帰り温泉も近くにありますが、それにはちと時間が足りない。

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角度を変えて撮ってみたけど、この子はどうも顔がてかってしまってきれいに撮れなかった。

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別所温泉にもありましたが、このタイプのポスト、けっこう現役で活躍しているようです。

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ちょっと模型で再現したくなる、いい雰囲気です。

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歩きだったので、走行写真はあまり撮れなかったのですが、沿線にはいい場所がかなりありそうです。

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電車に乗って下之郷で降りました。

車両基地があります。といっても、かなり小規模な基地です。

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駅員はいます。ホームの中央に待合室があり、そこで切符も売っていたようです。

帰り上田行きに乗ったら、整理券が出てこないので往生しました。

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離合します。ほかに城下駅にも離合の施設があります。

ちなみに路線はこの下之郷付近で路線は90度以上カーブしています。

別所温泉行きに乗っていたら、窓越しに先ほどすれ違った上田行きが車窓から見えました。

この辺も模型ぽいです。

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こちらの方が1000系の原型に近いかな。

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さて、例のブツを。

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付近は田んぼで、まだ水を張りはじめた頃ですから見通しが良い。

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ウィキでも倉庫代わりに使われているとありますが、それにしては異常に手入れが良いです。

肘コックも手羽止めも、塗りたてみたいにきれいです。

床下機器はなさそうですが台車はあるみたいなので、そのまま走りそう。

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ここ下之郷は比較的新しい車両基地らしいのですが、なかなかのムードを漂わせていますね。

昔の写真を見ると、この路線はそうとうにディープな場所だったみたいですが。。

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線路の上に乗ってますねたぶん。

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一周回って戻りました。

車庫はトミックスのストラクチャーで再現できそうな感じ。

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上田に戻ります。

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これに乗りました。

ここで問題発生。

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切符を買わずに乗った(整理券もらえばいいと思ってた)ら、整理券が出てこない。

運転士に聞いたら、ああ、と言ってそのまま運転。次の大学前で名刺ホルダーみたいのから、これを取り出して渡してくれました。

上田で駅員さんに渡してお金払いました。

八木沢は整理券ですが、駅によって違うみたいです。

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ただ、多くの乗客(地元の定期利用者が多そう)は定期券を見せるか、スマホのアプリらしきものからQRコード出して払っていました。

現金払いの人は少数派なようです。

あと、1日券があるようです(1,180円)。今回上田-別所温泉590円、八木沢-下之郷230円、下之郷-上田380円、計1,200円だったので、ぎりぎりそちらの方がお得だったみたいです。とはいえ、乗るときは知らんかったからな。調べろよってのはありますが。

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最後は千曲川の橋梁を訪ねておしまいです。

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令和元年の台風で堤防が破損して長期間不通になりました。

2年後に見事に復活しましたが、あの台風は本当に大変でしたね。。

既に午後5時を回り、写真はちょっと流れてしまいました。。ここも撮影しやすいので、また挑戦したいです。

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新幹線を待つ間、入場券買ってしなの鉄道を見てみました。

駅(温泉口)に近づいたとき、長野方面行きに115系が止まっているのが見えたので、もしやと思い。。

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来たのはこれでしたが、これも結構珍しい電車でよかったです。

夕方なので、2両編成はかなりの混雑のようでした。

しなの鉄道も今度乗ってみたいですね。

 

というわけで、病み上がり復活祈念一日旅でした。
鉄友にラインで報告?したのですが、なんだか唐突だったみたいで反応がいまいちでした・。

2024年5月19日 (日)

うさぎ鉄道のはじまり

一番最初に買ってもらった鉄道模型は関水金属のワキ10000だ。1973年12月のたぶん25日、450円だった。

勿論実物のことは知らない。貨車だということはわかったし、よく似た秩父鉄道の貨車なら近くを走っていた。

このときはまだ線路は持っていない。

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当時鉄道、特にSLのプラモはよく売られていた。このころ、ナガノのC62(電動で16mmの線路を走る)エルエスのC62(簡単なストラクチャーがついている)をつくったりもした。Nゲージサイズで走るSLはなかったが、路面電車が売られていた。都電6000、または京都市電で、たしか買ったのは京都市電の方だったかな。プラモデルと言っても組み立てるところは殆どない。車体は一体成型で、動力部分もある程度組み立て済みだった。線路は灰色の道床付きで、オーバルの内側に側線(待避線)が入るというものだった。ポイントはフログ一体型だが切り替えは可能。路面といってもふつうに枕木とバラストが表現された線路だ。

路面電車もちゃんと走ったが、何よりこれでNの車両も走らせることができる。

先のワキ10000に加え、クハ103(緑)、ワム80000も購入して、この線路を走らせた。

いちおう、Nゲージの線路も買った。固定式(当時Nには道床付き線路はなかった)162mm直線路12本組960円。

路面電車の線路はすべて一体のプラ製だ。

当時既に模型の動力はレールから電気を得て走る、と知っていた。プラのレールでは集電できない。

ので、レール表面にリード線をほぐした銅線を張り付けて、そこから電気を通そうと考えた。

接着剤でレールに銅線を張り付けるが、当然ガビガビになってしまった。

 


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近所の模型店ではHOの入門セットを数種類、Nのセットを1種類置いていた。

HOはカツミの「たのしい鉄道模型」セットで、EB58+2軸客車またはEB10+貨車で、トランスもついて12,000円。

やや上級のED58+中型客車セットは16,000円だった。

Nは関水で、EF65に20系客車が5両ついている。オーバルの線路はついているが、トランスは別売で9,300円だ。

今の子供がどういう選択をするかわからないが、これは迷う。

池袋のデパートに行くと、たくさんのSL、客車、ガラスケースには東武の電車(*ロコモデル特製)が並んでいる。どれもHOサイズだ。

Nは脇の方に数種類置かれているだけだ。

おそらく、子どもたちがNから始めるのがふつうになるのは、これから数年してからだと思う。この時期、数年の違いは大きいのだ。

 

最終的にはNを選んだが、その後も迷った。そう、日本の鉄道が狭軌から始まって、後に改軌するかどうか盛んに議論されたように。

 


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単品の模型は、この年3月に佐賀に引っ越していった親友が持っていて、いちど見せてくれた。

小さくてよくできていることに驚いた。EF65という機関車を知ったのはこの時が初めてだ。

ただ、B-B-Bという車軸配置は当時奇妙に思われた。なんだか虫みたいな。。

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ブルトレも103系(スカイブルー磯子行き)もD51も、関水製品で再現することができた。

買ったのは5月18日(土)だと思う。平年だったけど、5月のカレンダーは今年と同じだ。

一緒に買ったのは西沢のパワーパック(価3,500円)で、ご主人が2つで12,000円でいいです、と負けてくれたのを覚えている。

西沢というとネットでは青い筐体のものが出てくることが多いが、うちのは黒ボディに薄クリーム色のレタリングがされていた。

2次巻き線から複数のタップがでている(正確な言い方ではないかもしれません)方式で、ダイヤルには4V~12Vと表示されていた。右に回すと徐々に電圧が上がっていくが、間に無電の位置があってそこに重ねると機関車が止まってしまう。見方によっては実物的ともいえるし(0系新幹線はこの原理だったと記憶)、今のフライホイール式の動力なら意外といいかもしれない。しかし当時はなんか変だなあ、という印象はぬぐえなかった。当時の機関車はけっこう唸ったけど、さいしょはヴヴヴ、それがヴィィ、ヒューン、ウィインと音が変わっていく。

炬燵板に線路を敷いてしばらく運転していた。付属のカタログやプラン集では線路を床置きせず、必ずベニヤ板等に固定してくださいとあった。

・・この後しばらくして、これらの模型はみんなぶっ壊してしまうのだが、いちおう3ミリベニヤと角材でテーブルを作ってもらい、そこに線路を固定した。折り畳みではなく金具で二つをつなぐ式にしてもらったのだが、線路の接続がうまくいかなかったと記憶している。


以後、20歳過ぎまでの間にいくつものレイアウトを作ったが、この間エンドレスを脱線なく安定して走らせるということはほとんどできなかった。いつも何かしら作りかけては壊していたし、年中脱線するので嫌になったり、お金がなくて線路が買えないとか、余計な事にこだわって駄目にしてしまうとかの繰り返しだった。TMSを読んで、自分もいっぱしのスケールモデラーのつもりで色々中途半端なことをしてしまうのだ。

13歳の冬休みの頃、建設中のレイアウト(立てか/式)をしばらくおきっぱにして、仮設線路でエンドレス+待避線を作り、ミニトリックスT3 / トミーのC型ディーゼルにオハニ30またはスロ53それぞれ1両で編成を組み、交互に走らせた。

あるいは15歳の時、これまた仮設式でエンドレスを8の字にして周回を長くしたレイアウトを作り、キハ25の動力にGMクモハ43(水色だったかな)をかぶせたやつを延々走らせた。キハの動力はヘリカルギアが削れてダメになってしまったけど。

なので、ふつうのレイアウトを普通に運転できるということに憧れがあるというか、列車をぽんと置いてスイッチ入れればすぐ走る、ということにこだわりがある。

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2024年5月 6日 (月)

Zゲージに手を出した。

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というわけで、タイトル通りZゲージの入門セットその他を買いました。

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きっかけは忘れましたが、アマゾン見てたらキハ52と周回線路、コントローラー付きでとっても安い値段で売っていたのです。

それで、ぽちと。

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Zゲージと言うと、東京マルイがブルートレインのセットを出したことを思い出します。

ちょっとしたレイアウトつきで、割と手の届くような値段で売っていました。車両もよくできていました。

まだ前宅の時代、吉祥寺のユザワヤで見て、ちょっとびっくりしたのを思い出します。

その後、天賞堂はじめいくつかのメーカーが日本型を出しているのを横目で見ていましたが、買おうと思ったのは今回が初めてです。

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いちおう。

同じ型の車両はもっていないので。

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周回線路は本当に最小限オーバルになる線路だけしか入ってないので、直線を2本追加し、さらに115系も買いました。

じつはこのあと、今日なんですけど天賞堂で同社の165系と直線をもう少し買い足しました。

天賞堂は10数年前にだいぶ力入れて製品を出していましたが、今は止まっているようです。あるうちにと思いまして。

銀座のお店は旧店舗が終わるころ訪れたのが最後で、三丁目の店は行かずじまいでした。今日久しぶりに行ったら、黒の詰襟の女性店員ばかり3名でいらして、だいぶ雰囲気が変わりましたね。

Zの製品を扱っている店は少ないので、また来るかもしれません。

 

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Nの2/3ぐらいの大きさですが、スムーズに走ります。

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所属標記、ATS標記まで入ってるし、ガラスははめ込み式でサッシやHゴムの色入れもされているし、ガラスの平滑性も良好。

初期のNよりもずっとよくできています。

というか、今のお客様はそのくらいできていないと納得しないのでしょう。

ロクハンのカタログも買いました。線路のシステムはNのそれとそっくりですね。ターンテーブルなんかトミックスのそのまた模型じゃないかとおもえるほど。

車両は色変わりがたくさんあるのですが、よく見ると色変わり品がたくさんあります。Nのように同型を複数社で競作はしない方針みたいですね。

ただ、前記の通り天賞堂も今は製品を出していないみたいですし(165系も10年以上前の製品)、メジャーなメーカーの参入もなさそうです。

販売店も初期のN以上に少ないし、お値段もNより高めの事が多い。特に線路関係はちょっと流通の価格の面で心配です。

日本ではNゲージが極めて隆盛なので、特色を出していくのが難しい感じですね。

 

いちおう今回のプロジェクト?はこれでおしまいで、あとはおいおい増備なり線路追加なりするつもりです。

 

 

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