72系全金属車
Tomixの72系シリーズです。たしか90年代の半ばに3段窓の73型を出したのが最初だったと思いますが、以来いくつかの形態や塗装のシリーズを出しているようです。
今回は5両セットでクハ79920、モハ72920の全金属車を、増結用に3段窓のクモハ73、サハ78、前面が傾斜窓、ヘッドライトが埋め込みになったクハ79の3両セットが出ました。増結のほうは未購入なので、詳細はわかりません。。
Nの72系は歴史的には、1977年夏にグリーンマックスが、今回と同じ全金のクハ、モハを発売したのが最初だと思います。
完成品(いわゆるグリ完)でクハの台車はTR34,モハの動力は前年に発売した113系と同じDT21,床下の抵抗器は強制通風式という仕様でした。
動力なしモハはなかったので、これで編成を組む人は少なかったと思われますが、ほどなくしてクモハ(全金車体更新車)とサハ(実車には存在しなかったノーシル、ノーヘッダーの全金車風)が発売になりました。
同年暮れだったかな、初の板状電車キットが発売になり、その中に3段窓のクモハ73、クハ79がありました。メーカーの意図としては、完成品の72系と組み合わせて編成してほしいという事だったのでしょう。
うちにいるキット組み立ての72系は80年代の末ごろに買ったものです。手許にある’92年のカタログを見ると6両セットになっていて、全金のクモハ、クハがついてますが、これはそうじゃなかったような記憶があるな。。4両の3段窓セットと、単品のクモハ、クハじゃないかな。。
中間の3段窓モハ、サハはあとから追加されたもので、屋根のカーブが深いんですよね。モールドも少しシャープ。
これは、本当は東武7300、7800に改造するつもりで買ったのです。ので、台車がTR34,DT13とDT16になっています(1両だけTR48に振替)。72系にDT16は使われていないのですが、そのうち70系キットでも組んだらそれと置き換えようかなどと思いつつ・という感じです。
このキットから東武を作ろうとしても、3段窓の改造はもとより戸袋窓の位置も違うし、運転台直後の窓幅もちがうと、かなり苦労と妥協が必要だったことでしょう。
まだ方向幕や車番の艤装が済んでいません。ご容赦を。
実は79920は小学校6年のときに自作したことがあります。機芸社「陸蒸機からひかりまで」を参考に、作り方は誠文堂新光社「Nゲージ」掲載の165系電車に倣い、窓を抜かずに絵で表現する手法で作りました。台車をどうしたのか、覚えていません。窓の傾斜も絵だったと思う。
実物は窓隅のRの有無で’56年度製と’57年度製の外観上の区別がつくそうです(他に蛍光灯装備の有無など)。
これは、よくわからないけど’57年度製のように思えます。クハは方向幕の装備で区別がつくそうです。
パンタまわり。全金車は101系の試作車のように、側板が雨どいと一体化しているのが特徴です。模型にすると、良くはわかりませんが。。
全金の72系は遅くまで残っていましたので、見たり乗ったりしたことはあると思うのですが、写真は残ってないようです。
この編成の2両目がそうですね(再掲)。番号はわかりません。
増結セットにある後期型クハはたぶんこれですかね。写真は79426で撮影は’79年4月。
1/80ですが、カツミから出ていた72系はたしかこのタイプで、クモハは全金改造車、他も3段窓を改造してアルミ2段にしたタイプでした。
’74年の発売でしたが、その頃はこうした窓周りを改造した車両が多かったので、馴染み深いモデルだったのでしょう。本当はそういうタイプがいちばん欲しいのですが。。
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