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2021年10月31日 (日)

新宿線地下化工事状況2021

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と、タイトルを銘打つほどたいした内容ではないです。。

久しぶりに旧宅付近での用務が復活しつつあり、かつ日中多少時間が空いたので、帰りがけ沼袋で降りてみました。

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新宿線も今年はかなり長いこと利用しなかった期間があります。移動の制限、リモートによる活動などが原因です。

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そのあいだにも工事は進んでいたのでしょうけど。。

前回取材したのは、桜の時期、それも夜でしたね。

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最初に地下化工事の取材をしたのはもう7年前のことで、その時もこんな感じで線路に養生がされていました。

3線になってからもかれこれ5年近くになります。

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沼袋の北口は今、西武新宿寄りに移設されています。ちょうど一時期の新井薬師前みたいに。

それはわかっていたのですが、周辺の建物がほぼなくなり、仮囲いの続く道になってしまったのには、ちょっと驚きました。

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いくらかでも昔の面影があるのは、この飾りのついた建物でしょうか。

この手前側には、西友があり、ちょっとした商店街が広がっていたのですが。

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みずほ銀行がなくなってしまったのも、ちょっとショックでしたねえ。

前にも同じこと書いているかもしれないけど。。

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この辺はまあいいのですが、全体に仮囲いがかなり増えてきて、もはや列車の撮影ができるところはかなり限られてきました。

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このYポイントは2016年に新設されたものです。この線路自体はもともと、上り線用の追い越し線でした。

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南口は、位置自体は変わっていません。

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ぐるっとまわって、新宿方を展望します。線路の両脇に、鉄柱等が立ったため、この辺での列車撮影は不可能に。

昔(50年ぐらい前)はよい撮影場所だったらしいです。

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妙正寺川を渡り、春には桜で華やかな中野通りの交差点に来ました。

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ここでも線路両脇の鉄柱が目立ちます。

左側は統合で建て替えられた小学校。これも前書いたけど、子供たちが描いた壁画を見るのが、通勤時の楽しみでした。

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ここから新井薬師駅までは工事の痕跡がなく、昔の面影を強く残しています。

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ここだけ見ていると何事もないようです。なぜここだけ変わらずにいるのか、理由は不明です。

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線路近くまで住宅が迫ってきています。(撮影している側は線路沿いに道路がある)。

どの家も撤去されるような様子はありません。昔、この辺に崩れかけた木造家屋があったけど、どこだか特定できなかった。

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バス通りを超えると新井薬師前駅の北口。

移設されてもとの位置に戻った感じですが、前の改札口のおもかげはまるでありません。

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上りホーム脇に続いている道。前はこの辺に仮改札口がありました。

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この跨線橋は工事の進捗に伴い、新設されたものです。従来から使っていた跨線橋は3年ほど前に撤去されました。

この辺はたたずまいは変わっていないようで、相当変化しています。

前はホームのすぐ脇に、小さな踏切がありました。

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上り線は移設されて、下り線との間隔が広くなっています。

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ちょっと戻って南口。

ここだけ見るとあまり変わっていない感じ。

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この商店がいはおおすじであまり変わっていない。

果物屋じゃなくなったのかな?

古本屋はやってるけど、この時間は閉まっていた。

それと、この手前の飲み屋街がかなり寂しくなっていました。これはコロナの影響なのかも。

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そこそこ歩いたので、この辺で終わりにして上りホームに上がりました。

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この監視台と駅員さんは、この駅の象徴ですね。。

前宅時代は時々、新井薬師前からバスに乗って、中野まで行くことがありました。

なつかしいなあ。。

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黄色い電車に乗って帰ります。

それでは。。

 

2021年10月24日 (日)

いちおう・。

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もっと若くて熱心な方々が、熱烈に取材されているとは思いますが、疲れたおっさんもひとつめいどのみやげに乗ってみむとてするなりというかんじで、見てきました。

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池袋の5、6番ホームです。

終日電車は来ませんから、入り口で駅員が立って案内をしています。

ロープでふさぐなど、しても良かった気もしますが。。

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見に行ったのは日曜の夕方です。

池袋からとりあえず新宿行き埼京線電車に乗って、そのあと逗子行きに乗り換えました。

しかしこれは品川にはいかないので、渋谷で乗り換えて品川行きを待ちます。

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渋谷駅でちょとだけ、仕事猫さんたちを見ました。

ホームが狭いし、人が多いので、駅撮りはあまりしていません。

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これが30分おきに来る、池袋ー品川臨時列車です。

方向幕は「臨時」、車内ドア鴨居の表示はなし、放送は肉声のみです。

しかしながら、方向幕撮影には失敗しております。。かろうじて臨時に見えるかしら。

この列車は恵比寿を出たら大崎通過で、あれですか、成田エクスプレスが使っている線路で品川に向かうんですね。

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SNSでも「グリーン営業なしで通路扱いなのに満席」と言われていましたが、品川駅に着いたら、折り返しに列ができていました。

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ですね。

しかしこれには乗らず、このあと跨線橋を渡って山手線外回りに乗りました。

途中目黒辺りでこの臨時に抜かれましたけど。

外回りはまあ、日常的というか、あまり鉄みたいな人は乗ってない感じでした。

 

新宿でいったん降りて、別用で買い物をします。

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新宿駅は自由通路が開通していました。

7月に開通したらしいのですが、コロナであまり出かけてなかったので。。

と言いながら、25日開通直後に新宿、行ってるんですけどね。

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昔はしょっちゅう使っていたから、なんだか感慨深いです。

以前は西側の改札口は非常に大きくて、メイン改札と言う感じ(規模からいえば南口も大きいのですが)という印象でした。

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なんだかささやかな感じになってしまいました。

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新宿から再び外回りに乗って、池袋に戻ります。

友人が埼京線ホームにいるので会いに行きます。

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相鉄直通は池袋折り返しになっています。

12000を直に見るのはこれが初めてです。

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相変わらずLEDの撮影がダメです。

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これは臨時じゃなくて、通常の運用ですが。。

こうしてみるとなんだかインドネシアっぽいですね。。

 

という訳でした。

2021年10月17日 (日)

でんしゃがはしる

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ここのところ多忙で、なかなか更新ができなくなってしまった。

先月買ったリバティも、開封すらしていない。。。

 

それで、この絵本(山本忠敬作、絵 福音館書店2016年再版)です。

5年前、丸善の児童書コーナーで見かけて手に取ったことはあったのですが、その時は買わずにいました。

 

ただ、再版されたものももう書店では入手できなくなっており、いちおうあの時代を生きたものの記念にと手を出しました。。

 

初版は1978年6月です。

山手線を一周させて、そこで出会う電車たちを描いた絵本です。

 

ぱっと目を引く表紙は、編成番号や運行番号がどうもただものではない、という雰囲気です。

友人によるとおそらくこれは、場所は大崎電留線、時代は1977年ごろではないか、という推測です。

編成札緑が品川区、赤が池袋区かな。

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電車は外回りで、品川を出発して京急600(もちろん初代)と交差し、大崎でEF15の貨物列車とすれ違う。

五反田では池上線、次いで目黒で目蒲線3000系を横にして走ります。

渋谷では東横線8514の桜木町行き、7015の急行渋谷行きの下をとおります。

 

代々木では101系三鷹行きが走っていて、横を見ると小田急3100系「はこね」が新宿駅に進入しようとしている(なぜか右側の線路を)。

上の写真は新宿駅ですが、これは見開きになっていて、右側にも電車がならんでいます。5番線に165系「内房」4番線は特快東京行きの103系一次改良型、3番線はスカ色115系で方向幕に「甲府」その右は113系「急行」1番線はちゅうおうせん189けい とっきゅう「あずさ」です。

これまでの記述でわかるように、この本、けっこうリアルな描写でありながら、すこしだけ、突っ込みたくなるところもそこここに見られます。

巻末には福音館編集部から「この絵本がノンフィクション仕立てであることから、電車に関する絵やキャプションなどの誤りについても多くのご指摘をいただく結果となってしまい、・・」これまで再刊できずにいた、と書かれています。

あとは本を見ていただくしかありませんが、いまどきのアマチュアさんがリアルに描いた絵よりも、こちらのほうが楽しさや、作者の意図が伝わってきて、細かいところなど別に良くなってしまいます。

とはいえ、著作権のこともありますから、あまりたくさん写真を掲げるわけにはいきませんね。

ちなみに、上の新宿駅の写真右側に見えるのは西武新宿「ぺぺ(プリンスホテル)」ですね。当時できたばかりです。

このあと、高田馬場ではこれまた新鋭の西武2000系と701系、目白の先ではレッドアロー5000系と交差します。

池袋には隣に赤羽線(方向幕は「赤羽ー池袋」)、隣に東武8000系(「池袋ー川越市」なぜか急行)が。

大塚では都電7000新旧(新のほうは最新鋭)と交差。

 

日暮里に着くとスカイブルーの103系や485系「ひばり」と並走。上を京成AE(色は茶とクリーム)、画面隅にちらっと見える「けいせいせん でんしゃ」はオレンジとクリームのツートンですが、グロベン、片開き高窓なのでたぶん新京成800とおもわれ。

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上野がちかづくとますます賑やかに。

じょうえつせん 153系 きゅうこう でんしゃ は、なんとなく、非冷房のようなきもします。

この後東京駅や品川客車区辺りは更ににぎやかです。

 

お子様むけなのですから、細かいことはきにしない・・んじゃなくて、お子様ほど非寛容ですからね。。

お子様のまま大きくなられた、おっきなおたくのお友達も、色々いいたいことがおありだったのでしょう。

 

それでも、この本がとても楽しい思い出だという、お子様は多かったらしいです。

そして今、この本を眺めると、あの頃の様子がりあるに浮かんでくるなあ。。

 

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