« 2019年12月 | トップページ | 2020年2月 »

2020年1月27日 (月)

私鉄特急

P1262223

ちょうど今月のピクトリアルがレッドアロー50周年ということで、5000系のこともだいぶ詳細に触れている。

それで、ふとこの本のことを思い出して実家から取ってきた。

山と渓谷社 発行は昭和53年10月30日で、私が手にしたのは翌年の夏。ちょうどいちばん多感なころの、私鉄花形電車が網羅されている。関東私鉄で言えば東武DRC、急行だが1800りょうもう、東上線「みつみね」、関西の南海は初代ズームカー「こうや」1001系「四国」一般車7001系による本線特急、キハ5501の「きのくに」など。

懐かしいというよりは、自分的にはそれがデフォルトみたいな世界がそこにある。

P1262225

撮影は広田尚敬氏、解説文は吉川文夫氏という、当時のゴールデンコンビ。

吉川氏は軽妙な文体で定評があったが、早世してしまわれたのが惜しまれる。

広田氏の写真に最初に触れたのは、以前紹介した子供向けの本「れっしゃ」だったが、本作でも非常に美しいカラー写真が多数掲載されいる。

この時代の写真事情にそれほど詳しいわけではないのだが、ほとんどの写真は35mmカメラ(キヤノンF1)で撮影されている。京王だけは中判で撮られているが、ほかはF1、レンズも50mmF1.4をF4ぐらいに絞って使っているのが中心。

フィルムはKR(コダクロームのISO(当時はASA)64)が多い。これが当時の商業写真の、標準的な撮影機材、フィルムだったのでしょうね。

特に50mmレンズの多用は、懐かしいというかなんというか、ちょっと考えさせられます。今だとまず、こんなきれいな構図で撮影の出来る舞台があまりなくて、いきおい高倍率ズームでかつかつに撮らないといけなくなってしまうような気がする。

こんど、単焦点レンズばかり持って、撮り鉄に行ってみようかしら。

P1262224

あまり誌面を引用するのは考え物だが、こちら、阪急三宮の、あの印象的なアーチに入っていく5100系。

ちょうど先週は1.17から25周年ということで、テレビでも追悼ドラマとかをやっていたので、ページをめくっていてふと手がとまった。

広田氏もこのビルを神戸線の象徴と捉えて、このアングルから撮影されたのだろう。

左側に時刻表か何かを眺めている、この頃にしてはすらっと背の高い感じの若い女性が映っている(人物がおおく映りこんでいるのも本書の特徴だ。今だったら色々難しい話になるのかもしれないな。。)。この方も震災をくぐり抜けて、今頃どうなさっているのでしょうか。。

そんなことを考えさせられる一冊でした。

2020年1月18日 (土)

通勤2020

Dsc_0749-20200108t22_28_35000

3年前にも正月から通勤経路が変わり、ここに記事を書きました。

今年も1月から新しいルートで通勤開始です。前回は発駅が変わったのですが、今回は目的駅が変わりました。

Imgp7550

ここであまり具体的な経路を書くのもあれですが、今回は直通する地下鉄を使うかが焦点に。

しばらくいくつかのルートを使って、試してみたのですが、いちおう今回は直通利用しない形で定期を購入しました。

乗り換え案内を見ると、複数のルートで所要時間がそれほど変わらないという悩ましい目的地です。

例によってですが、使いなれない経路は特に朝、戸惑いますね。周りの通勤客はみんな慣れているので、わき目もふらず歩いて行くので余計ドキドキします。。

P3160376

帰宅時はちょっとホッとして、別ルートで帰ったりしています。。

ふだんそう都内を電車で移動したりしないので、色々な電車に乗れてちょっと面白いです。

Dscn4125

3年前のときは朝色々なルートを使って、その都度ここに載せるために写真を撮っていましたが、今回はちょっとその余裕もなくて。。

ので、とりあえず古い写真を引っ張り出して載せてあります。撮影場所、車両はは本文と非常に関係があるわけでもありません。とくにこれは・・。

Dscn4109

7000系もそろそろなので写真撮っておきたいのですが、手元にある写真ってあまりなくて、こんなのしか。。

KATOは7000系出してないのかな。GMのキットはまだ売ってるのかしら。。

 

2020年1月13日 (月)

東武100系スペーシア 新エンブレム

Imgp1351

昨年末「大樹」に乗車の際スペーシアを利用して、改めて居住性の良さやその存在感に興味を覚えました。

100系はトミックスが随分前に製品化し、度々再生産していますが、ちょうど市場は端境期で店頭在庫はあまりない。ずっと前からネットでその存在を知っていた、郊外の模型店に在庫があったので、正月休みに車出して買ってきました。

お店の方色々ご意見お持ちの方で、面白い話も色々伺ったのですが、そのことはまたいずれの機会に。

Imgp1356

実際私が乗車したのは紫色(雅というのですか)のスペーシアでしたが、今回は色的にインパクトのあるこちらを選んでみました。

トミックスのHPによると、日光詣色は最初期とエンブレム変更(したらしいですね)後に製品化してる模様。こちらは新エンブレムのほうです。このほかの現行色(紫、水色、オレンジ)はもっと古い時期に製品化しているらしく、流通在庫はほぼありません。

Imgp1354

最初実物を見たときはチョコレートの包装みたいに思えましたけど、金という、鉄道車両としては変な色を使っている割には案外シックでまとまりが良い感じがします。

Imgp1352

このロゴが新ロゴなのか。

Imgp1355

遠目に見ると、国鉄旧特急色、あるいはDRCに近いシックなイメージで、悪くない。ただ、紫も水色も欲しくなってきて、全色コンプリートしてしまいたくなってきますが。

Imgp1357

100系スペーシアは今回が初めてではなく、随分前にグリーンマックスから出たキット組み立てのものを持っています。

かなり昔(25年ぐらい前)に買って、箱組をしてボディの白塗装まで終わらせたところで休眠。

10年前、うさぎ鉄道開業後(つまり1月の今頃)、手持ちの仕掛品棚卸をした際これが出てきて、製作再開。

ところが付属していたディカールがもうすっかりひび割れて駄目になっていました。

仕方ないので、窓周りの黒だけ吹き付け塗装して、帯類はステッカーを貼ってあります。これがどうもいまいちで・。連結面の帯もはがれやすいし。。室内も全く作っていないので、大きな窓からがらんどうの室内が丸見え。

それでもレイアウトに置いて1メートルぐらい離れてみると、けっこう様になって見えたりしますが。。

Imgp1358

他の現行色ならともかく、こういう並びはなかったのですが。。

オリジナル色もこうしてみると悪くないですね。

Imgp1426

C11、100系と車両を追加してきましたが、今年前半は時間を見ながらレイアウトの補修と電気系の整備を進めていくつもりです。

あと、引き続き仕掛品(2020年1月現在、未整備キット1、鉄コレ多数)の消化も。

« 2019年12月 | トップページ | 2020年2月 »

無料ブログはココログ

最近のトラックバック