惜別 新井薬師前駅跨線橋と北口改札
早いもので、西武新宿線中井-野方の立体化工事も既に着工から5年目に入り、利用者が直接工事の進捗を感じさせる場面も増えてきました。
新井薬師前駅も、周辺の建物が取り壊され、架道橋が移設されたりしていましたが、この8月3日からは沼袋寄りの跨線橋が使用停止、合わせて北口改札も移設されることになりました。
日中立ち寄る機会がなかったので、帰宅途中に訪ねてみることにしました(撮影は8月1日)。
上の写真は、下り線ホームから、新しい跨線橋を。
・・申し遅れましたが、今回もかなり写真の数が多いです。
以下、下り列車から降りて、撮り歩いた様子をそのまま追っていきます。
下りホームから、延長される上りホームを望む。西武新宿寄りに20m移動します。
写真右側辺りが、新しい北口改札になります。
延長ホーム部分は簡単な仕切りが設けられています。
30000系はこの時点での停止位置で客扱い中。
案内広告。改札口は西武新宿寄りにかなり移動します。
下り線から跨線橋へのアプローチ。左側は南口改札。
上り線側にわたっていきます。
跨線橋の設置は1969年だった由(ウィキより)。
平凡な形の跨線橋ですが、今作るとこうはならないでしょう。
隣の中井も、古い跨線橋がなくなってしまいましたね。
新井薬師前は毎年、桜の頃に撮影で訪れることが多かった。
旧宅から通勤のとき、少し早く出て、中野通りの桜を撮りに行っていた。
ラッシュ時だから、この辺り通勤客でごった返しているのを逆に歩いて行った。
お、ライモくん。
あとあれですね。ここからバスに乗って、中野によく行きました。有名なカメラ屋さんがあるので。ので、この駅には買い物の楽しい気分が刷り込まれています。
新しい改札をフェンス越しに見る。
さて、改札を出ました。
新井薬師前についてのもう一つの思い出は、この駅は自動定期券発行機の(数少ない)設置駅だったことだ。
というのは、パスネットの時代は、定期券の発売ができる駅が限られていたのだ。10年~15年前でいうと、西武新宿、高田馬場、上石神井は有人の販売で、これは発売時間が限られていた(たしか上石神井は午後8時くらいまで)。新井薬師前は自動発行機で、これは終日買える。
ので、夜9時過ぎに定期を更新したいときは、新井薬師で降りて買い替えていた。というか、家で用事があるときなど、一旦家に戻ってからまた新井薬師まで行って買ったりもしていた。 今はどこの駅でも定期券を買えるので、ちょっと信じられない話に思えるかもしれないけど。
定期を買った後、北口の、今ファミマのあるあたりにとんかつ屋があって、そこで夕食を食べたのを覚えている。ほかにも薬師様のほうまで足を延ばしたことがあったな。
北口の駅舎は昭和50年ごろ整備されたらしい(ウィキによる)。
このたたずまいも、昭和後期風ですね。
左に書店、100円ショップなどがあった。右側にあった自販機も撤去されている。
新しい北口は、細い路地を歩いて行った先にある。
もうなってますね。
これ、新しい跨線橋です。踏切のわきにあります。
以前はホームの途中あたりにあった。撤去したあとわざわざ作り直したのですね。
マンションの敷地に入り口があるのかと思ったが、どうもこのマンションは工事事務所になっているらしい。
以前は線路を見下ろした写真が撮れたが、ごらんのように今は撮影には向きません。
南口改札付近にあるプレート。
新井薬師前付近は、いかにも中野区という感じの商店街が広がっている。駅前のこの古本屋も馴染み深い。ただし買ったことはない。
こちら側も商店街で、京樽とかがあったはずだが、既に撤去されている。
改札前の果物屋さんも馴染み深い。ここでは買い物したことがある。
ぐるっと回って、また上り線へ。
というわけで帰ります。いやあ、蒸し暑かったです。
「西武鉄道」カテゴリの記事
- 新井薬師さくらとその他(2025.04.11)
- 上信電鉄再訪(2024.10.06)
- 新井薬師 葉桜(2024.04.14)
- サステナ(2023.09.27)
- 新井薬師さくら2023(2023.04.07)
コメント