東武6000系
パーツを買って組み付ければすぐにできるはずのものが、延々1か月以上かかってしまいました。
ちょうど先月、8000系クリーム6連を組み付けた後、多少パーツが余った(といっても車輪1両分)ので、どうせならこちらも動力化してしまおうと思い、帰りに天賞堂に行ったのが2月16日のこと。あれから何回週末を迎えたことやら。。
車体そのものは一昨年暮れ、ちょうど引っ越しの話が出ているさなかに購入したものです。今月いっぱいで通販事業を終了する東武Access(Yahoo店は継続)で購入しました。
写真に撮ってみたら、快速急行の方向幕がうまく着いてないですね。。折を見て付け直すか。。
ステッカーが豊富についていまして、方向幕、種別幕、トレインマーク(快速急行だいや2種、おじか、さよなら6000など)、車体番号も選べます。普通のシールですが、インレタ苦手なので、こっちのほうが好きです。
前後の車両はダミーカプラーを残し、連結側はアーノルトに換装、一応2両でも走れますが、連結側の正面方向幕は未装備です。ちなみに一方のユニットは浅草行き、もう1ユニットは東武日光・鬼怒川公園行という、妙な方向幕表示になっています(こういう、変えられない方向幕はどうも引っかかるものがあって、永遠に浅草行きというのもなあ、と思ったりして、ついヘンだと知りながらこういうことをしたりします)。。
本車両の連結面間隔も近年の仕様に従って実車並みに短い形ですが、運転してみるとちょっと詰まりすぎという感じがあり(特に推進運転になる先頭車との間隔)、これも折を見てスペーサーを改めて付け直すつもり。運転自体は280Rを問題なく通過できるようです。
パンタは純正ではなく、トミックスのPT42として売られていたものを使っています。このパーツ、鉄コレの純正ではないようで、差込口が合わず、足を切って透明ゴム系接着剤(瞬間接着剤が手元になかったので)でつけてあります。シュー先端が一本になっているタイプで、まあこの車にはふさわしいのですが。
レイアウトにのせてみると、これ、なんとも地味ですね。。ほとんど保護色なんじゃないかと思うほど。傍らに同じ2扉急行型の153系やキハ58系を並べると、いかにも地味です。457系だって、いくらか華がある。
ではありますが、運転してみると、いかにも私鉄的、昭和的な良さがあり、最初思ったよりずっとうれしくなってしまいます。。
私が知ってる6000はたいてい6連だったので、4両はどうかなと思いましたが、むしろこのほうが軽快でいい感じですね。。
6000系は自分の中ではそれほど古い車という印象がないのですが、考えてみると30年以上前に引退した(6000系としては)車両なのですね。もっと古い5700系のほうが長生きだったというのも、考えてみると不思議な気もします。
80年代初頭まで、冷房もないまま料金を取る快速急行(それも臨時ではなく定期列車)に運用していたというのは、さすがに時代錯誤でした。京急600(初代。登場時の形式700。京急初の高性能車で、いまの2100系的な存在)ですら、70年代初めには冷房化されましたし、それゆえに80年代まで現役で頑張れたのですから。
実はそれ以外にも、背ずりがデコラ板むきだしでクッションがない(オハ61のような)座席とか、シートピッチなどにも問題があり、ために東武がそのままの形での冷房化を躊躇したということもあるのかもしれません。
というわけで、いちおうそれらしくDRCと並べて走らせました。
それでは。。
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