東武70000系、メトロ13000系
記事を書く暇がなくて出遅れたが、2016年から導入される、日比谷線直通用新型車の仕様が発表されている。
東京メトロ13000系・東武70000系"日比谷線直通"新型車両の仕様が明らかに!
前回の500系が川崎製なのに対し、今回は近畿車輛の担当となるらしい。また、メトロと東武は仕様が基本的に同じとなるようだ。
従来アルナと関係の深かった東武だが、同じくアルナと密接な関係のあった阪急の新型車が、見かけ上大きな変化を意識させないようにしているのに対し、東武は様々な車両メーカーと関わりを持つことで、新たな方向性を模索しているように見受ける。
マイナビのニュースでは言及してないが、たしかトラベルWatchだったかな、MT比のことに触れた記事があった。それによると、従来の動力車、付随車という構成ではなく、全車が駆動軸と付随軸で構成されるのだという。従来のMT比のとらえ方で言うと、3.5M 3.5Tとなる。
今年登場した、JR西日本の227系(広島地区近郊用)も3両すべてが電動車だが、全車が動軸のみの台車と付随台車で構成され、1.5M 1.5Tとなっていたことを思い出す。227系は台車ごとにMTを分けたが、70000系はすべての台車の片側にモーターがつくところが違う。
従来の抵抗器を使った制御では、複数の電動機を直並列につなぎ替えたりして制御していたので、こうしたことはあまり行われていなかったが、インバータ時代になって個別にモーターを制御することが普通になってきたからなのだろうね。モーターを分散する意味はなんだろう。空転を軽減することができる(駆動する場所を分散できるから)?設計次第では編成の自由度を高められそうだが、今回は7両固定なので関係ない。
帯色はロイヤルマルーンを再精製して赤と黒にしたとか何とか言っているが、要するにとうきゅうさんっぽく見せたかったのかしら。中目黒から先行くと思われないかな。
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