• Imgp0662
  • Imgp0647
  • Imgp0625
  • Imgp0623
  • Imgp0621
  • Imgp0620
  • Imgp0387
  • P7171477
  • P7171475_2
  • P7171469_2

2017年7月19日 (水)

KATO 181系「しおじ・はと」

転居後も長い間落ち着いて家にいる時間が取れなかったが、それでもようやくレイアウト「うさぎ鉄道」を再開できるようになった。

4月はじめ、人やほかの家具に先立って現宅に移転して以来、3か月ぶりの運転再開だ。
 
P7171467
転居記念で新車購入ということも、あまり考えていなかったが、とりあえずマイクロのD52を注文した。本来なら6月末ぐらいに納車のはずだったが、なぜか延期になり、現状8月納車との連絡が来ている。
 
ので、別途発注していた181系が、転居後最初に入線した車両となった。
P7171475_2
これも本当は、最近発売の「あさま・とき」仕様を新品で購入するはずだった。
ところが、検索をしているうちに中古美品で「しおじ・はと」が出ているのを見て、こちらに予定変更。
実物が、というよりはクロハ、モロ、サシなど、華やかな編成が魅力で。
 
P7171468_2
中古で程度は非常に良い、とあったが、残念ながらトラブル発生。
到着して開封したら、クロハの床板が外れていて垂れ下がってしまう。車体側と固定する、座席ユニットにうまく固定できないのだ。おそらく、前オーナーが室内灯か何かをつけようとして失敗したのかもしれない。
 
復旧を試みたがうまくいかず、導光ユニットも外れてしまうなどしたため、このボディの使用は断念。オクでセットバラシ品を買いなおした。
販売店に何か言うこともできたかもしれないが、代替品もないのでこのままとした。もともとかなり安価だったのはそのせいだったのかもしれない。オク購入分の経費を含めると、価格的にはまあまあの水準だ。
まあ仕方ない。
 
P7171469_2
時代考証について考えると、グリーンマークがついているのでモノクラス改正後、「しおじ」廃止の73年春までの4年間の姿、ということになる。
 
この点も含め、昨年導入した153系と通じるものを感じる。あれは普通車の冷改後サシが外されるまでの編成ということで、やはり70年代初期の姿、という見方だった。先頭車がダメになっているのも偶然同じ状況だ。
 
P7171477
最初少し脱線を繰り返したが、センターピンのゆるみを発見してはめ直してからは問題ない。このセット、発売時期は2003年ごろと推測されるが、それにしても少しずつ仕様が古い。まずカプラーがアーノルト、今触れたセンターピンは割ピン式、パンタグラフは昔の、幅の広いタイプだ。KATOが181系を発売したのは41年前、1976年の頃だが、基本的にその改良品ということらしい。たぶんM車の床下も、サハと共通なんだろうな。
 
どちらかといえば上越、中央のほうがなじみがあるのに、こちらにしたのは先に触れたように編成に華があり、古き良き時代をほうふつとさせるからだ。
 
既にホームページはネット上から消えてしまったようだが、以前よく拝見した、ボンネット特急のウェブサイトが好きで、よく見ていた。「こだま」時代から70年代前半までの、在来線を走った華やかな列車たちの素敵な記録を読むことができた。
 
古き良き時代、と一言で片づけることはできない。彼女たちは文字通りそれまでの客車列車とは一線を画す、革命的に新しい列車であり、人々に与えた印象もそれだけ強烈なものであったはずだ。「新世代」感は、その後の183や185系などよりずっと強かったはずだ。
 
なぜかこの列車を見ていると、ピーターとゴードンの「愛無き世界」とか、由紀さおりの「夜明けのスキャット」などのメロディが心に流れてくる。

2017年4月15日 (土)

レイアウト(うさぎ鉄道)の引っ越し

相変わらず慌ただしい日々ですが、先日人や小鳥たちに先立ち、レイアウト(うさぎ鉄道本線、小松菜線)の引っ越しをしました。

P1190345
とっちらかっていてお恥ずかしいのですが、転居前の最後の運転。4月9日(日)のことです。
駐泊所には常時D51,C58がいて、ワム80000以下の貨物編成もヤードに置きっぱなしだったのですが、この運転を持って撤去。のんびりもしていられないので、ちょっと整備の悪い西武2000N系で最終運転としました。一応ご当地電車、ということでね。
 
廃線ではないし、特別なセレモニーめいたことはなしです。まあ、開通時にもしていませんが。
P1190380
搬出当日。
荷物を片づけ、移動のためのスペースを開けます。
Img_0335
2008年3月1日。B1のフレームは3枚あり、全部使う構想もあったがハンドリングを考えて2枚縦つなぎとした。ホームセンターでアングル材を買ってきてねじ止めしただけ。シーナリィ等を付けた後は、分離は不可能に。
 
薄いベニヤだから、とにかく軽い。実家にある、30年以上前に作ったレイアウト(1400x700ぐらいかな)は、TMSの記事を読んでしっかりしたLガーダー(トラックのシャシーのように、縦に太いフレームが2本通っている)を組んだ。丈夫すぎて、持ち上げるのも一苦労なため解体もできていない。
 
定尺ベニヤより25センチ長く、20センチ狭い。これも取り回しに効いている。この部屋は2階だが、なにかの用で1階に降ろした時も、問題なく狭い階段を通ることができた。もし移動が困難だったら、このまま解体していたことだろう。
 
Img_1927
フレームを組んだ時から、部屋に立てかけていた(故に工事が進まず、長い間ほったらかしになっていた)。09年12月に完成してからも、長いこと立てかけ式のままだった。’11年3月の東日本大震災のときは線路面を上にした状態で倒れていた。
 
フレームが割れていたが、表面は奇跡的に全く無傷だった。写真は震災後帰宅してすぐに撮影したものだが、はじめからこの状態だったのか、記憶がない。
 
右奥に見える壁に、裏側を見せた状態で立てかけてあったのだが、そこからこの状態になったにしては、右側の足が折れずにいる。
 
P1190395_2
震災復旧後もそのまま立てかけていたが、同じ部屋でインコを買うことになり、また地震が気になるようになってきた。前回は部屋に誰もいなかったが、下手をするとインコのケージの上にレイアウトが降ってくることになる。
 
それで、立てかけるのをやめて常時スタンバイの状態で据え置きするようになった。のだが、それがいつ頃だったのかが思い出せない。。手許の写真を見ていると、2012年5月の連休ごろはまだ立てかけ式、6月ごろには既に据え置きになっているようなのだが。
 
余談だが、撤去後は部屋のスペースがかなり広がり、すっきりした。穴が開いたように寂しくなるかと思ったが、かえって快適で(^-^;、やっぱりけっこう場所、ふさいでいたんだな、と実感。。。どうせその快適さも、あと1週間くらいしか保てないが。
 
P1190406
多少注意を要したが、とうにか階下に降ろすことに成功。
 
P1190443
レンタカーに積み込む。車は、荷室寸法を比較してこのために借りてきたマツダ ボンゴ。
ぎりぎりで収まる。
 
P1190453  
小松菜線も一緒に積み込んだ。
 
P1190467
転居先に到着。今はがらんとしているが、何しろ狭いので。。
 
P1190469
最初予定していた場所とは違う場所になったが、とりあえずここに置いてみる。
 
うっかり、足のねじを忘れてきてしまったので、このままおいて出た。
というわけで、移設完了です。池袋線の逆立体化とか、東横線代官山とかにくらべるとささやかなものですが、自分にとってはちょっとしたプロジェクト完遂気分です。とはいえ、これは転居プロジェクトのごく一部。まだまだ続く。。
お知らせ:20日ごろから数日ネット環境がとまるので、更新は転居後となる見込みです。

2016年12月31日 (土)

東武6000系と、うさぎ鉄道のこれから

Img_8122

東武の関連グッズサイトAccessでは、今年は17系(モハ1700)が目玉商品として売り出されている。そちらも興味深かったが、現実問題として自分は実物を知らない(’71年にDRCと同型に更新。ちなみにうちのDRCはその更新型で、台車がコイルばねだった時代のもの)のと、ずっと売れ残っているこちらのほうが順番としては先だったので、この冬は6000系をチョイスした。2セットの購入である。
Img_8118
いずれは動力化するつもりで、2両ではちょっと寂しいので4両とした。6000系はたしかペアーハンズあたりがキットを出していた気がするし、クロスポイントにも製品(キット)があった。ただ、私が見ていたときはすでに販売開始から長期間経過という状況で、再発売の予定はなさそうだった。
 
 Accessの製品も、1年以上売れ残っているので、それほど人気はないのだろうな。更新からすでに30年以上経過しているのだから、実物を知っている人も限られているし、現役当時も地味な存在だった。
 
Img_8119
年末で忙しく、今回は軽く書くだけにとどめるが、いろいろと環境が変わりつつあり、うさぎ鉄道もこのまま存続できるかどうか、微妙になってきた。ある程度ゆったりした線路配置で、20m車をそこそこの編成で走らせることのできるレイアウトとして、うさぎ鉄道はとても扱いやすい存在だった。鉄道模型は好きな時に気楽に走らせるもの、と思っている私としては、なんとも言えない気持ちだが。。
ちょうど昨日が、開業7周年に当たる。
 
まあ、まだ本格的に話が進んでいるわけではないのだが。年末にそんなことをかきながら、今年も暮れていきますね。。

2016年12月25日 (日)

赤い電車

Imgp9145

クリスマスイブのイベントなど別に何もないのですが、せっかくなので普段はめったに運転しない車両を引っ張り出してみました。
安物の赤ワインを飲みながら運転。
 
Imgp9149
東武1800は10年くらい前に買ったかな。あのころは物価が安くて、6両で17000円ぐらいだったようです。
 
253系は実物が登場して間もなく発売された製品を、発売時に買った記憶があります。天賞堂で、KATOとトミックスを比べ、KATOを選びました。そろそろトミックスがHG路線になってきていて、3両基本、増結3両を合わせるとかなり高くついた。KATOは室内灯標準装備で6両セットだった。
 
当時のこととて、室内灯は電球色です。未だにうちでは唯一の室内灯装備車両です(スハ431両だけ、室内灯装備したことがあるけど、今は電球が切れてしまったらしい)。トラブルが起きるのを嫌って。。
 
Scan10925
1800は今でも人気がありますね。はっきりした赤い塗装は、東武らしからぬ感じがしたもの。デザインは急行用らしく節度のあるもので、今見ても新鮮です。
 
Dsc_4397
253系も、今見ても非常にあか抜けたデザインですね。1991年に登場して、この写真の頃(2009年)には後継車の登場が告げられていましたので、かなり交代が早いな、と思いながら写真を撮っていた記憶があります。
 
両車に共通するのはシートがリクライニングしないこと、かな。1800は回転はしますが、253は集団見合いだっけ、集団離反だっけ。一度乗りましたけど、ちょっとびっくりした記憶がある(後期型は回転式)。空港アクセス特急として、ビジネスライクに徹底していたのでしょうね。赤黒のシート模様は格好良かったな。
 
強引に両車の縁を続けると、253はこののち日光特急に起用されることになり、東武線内を走ることになりますね。まあ、1800も300,350になって、日光方面に行くこともあるので、そういう意味でもつながりはあるかな。
 
しかし、あの赤と黄色の253は、登場時の良さが思い切りスポイルされている気がして、個人的にはどうもねえ。。
 
というわけで、安酒は悪酔いするようでした。。

2016年12月12日 (月)

小松菜線 リニューアル開業

Imgp9116

模型の場合、別に営業開始と言っても切符を売るわけでもないし、テープカットもしない(おやりになる方もいらっしゃるようですが)ので、いつが開業日かははっきりしないのだが、この状態になってから数週間、仕上げないといけないことがいくつかあることはわかっていても全然進展しないので、ここであがり、とすることにした。
 
小松菜線と名付けたのは今年の春だが、このレイアウトには前身があるので、形としてはリニューアル開業となる。
Imgp7022
10年前、A2パネルの本体と、DIY店で買ってきた端材による延長部という形で、線路を敷いて配線したところで一応開業とした。
 
ホームを設置して、次はシーナリィというところで行き詰ってしまい、まったく手を付けないままほったらかしにしていた。
 
こういう、ミニレイアウトというのは作者のセンスがもろにでるから、考え出すとものすごく難しいのだ。大きなレイアウトなら適当に作ってもそれなりの見栄えになるが、小レイアウトはそうはいかない。設定上の矛盾も大きくなる。
 
昔指揮者の朝比奈隆氏が、「ブラームスなどの大作は作品が音を出してくれるが、ハイドンの初期の交響曲などは簡単なようで、奏者の技量がもろに出るのでとても難しい」と言っていたのを思い出す。
 
イラストレーターの方が作った、素晴らしい小レイアウト制作の本が手元にあるが、いとも簡単に作っているように見えて、実は緻密な検討を繰り返しているのがよくわかる。私は最初の出だしから躓いている。。
 
Imgp9110
さいしょは正味10日くらい、いろいろ中断しても昨年中には仕上がるだろうと思っていた。
ただ、やっているそばからどうもパッとしないことがわかってきてやる気をなくして・・。
 
もうちょっと真面目に作ればよかったかなあ。
 
Imgp9132
Pecoのフレキと小型、中型ポイントで構成したが、線路部品のほとんどは旧レイアウトから継承している。足りない分は手持ちの未使用フレキを使った。線路の敷設、レール側面塗装、バラスト散布など、行き当たりばったりで手順としても無駄が多く、何度もレイアウトを手掛けた身としては恥ずかしいような失敗をたくさんしている。
 
Pecoの線路は昔は信頼性が高かったが、長く使っていると接触が微妙でデリケートだ。かつてはTMS推奨だったが、今年から代理店が変わり、この先入手状況はどうなっていくことか。
 
Imgp9135
バラストはKATO扱いの輸入品だが、結局1色しか使わなかった。固定式線路なのだから、もう少し手を加えれば実感的な線路ができるはずなのだが、意匠としては道床付きの線路と大差ない。
 
Imgp9136
ストラクチャーは当初少しは自作を混ぜて、と思っていたのに完全に腰砕けし、全面的に建物コレクションに頼ってしまった。塗りなおしもしていない。少し落ち着いたら、もう少し手を入れてあげようかと思う。
 
Imgp9138
さいしょは車止め標識も自作しようと意気込んでいたのに。。3か所ある車止めのうち、貨物駅の側線は枕木がおいてあるだけ。残り2か所はユニトラックのそれを取り外して使った。もとのレールがでかいから仕方ないが、これ、ものすごいオーバースケールですね。
 
Imgp9140
道路や池はやや抽象化?というか、昔のレイアウトふうにカラーパウダーやら透明アクリルで作ってある。どちらもちょっと失敗かな、という気もするが、あまりリアルなアスファルト道路は似合わないと思って。。木も昔のファーラーが出していたような、ごわごわした葉っぱのついた市販品を植えただけだが、樹木キットを買ってあるので、丘の部分はこれから追加するつもり。草地はパウダーとターフ、灌木はライケンの表面にパウダーかけで構成。平地の地面はただジェッソを塗っただけ。それ以外は紙粘土。 基本的にフラットトップの台枠に、取ってつけたような丘で、この辺が一番見劣りするところか。
 
Imgp9142
もともとこうした小型車のために作ったレイアウトだが、一応20m車(の一部)も運転可能。最近の模型は曲線通過性能がいいので助かる。C56とオハ31なども結構似合う。前にも書いたが、最急曲線は昔のNゲージでよく見られた192mmぐらいとした、はずなのだが、一部車両は通過できない。
 
Imgp9127
まだ人形などは配置していないし、駅前や農家に自動車もほしい。本線がそうであったように、徐々に手を加えていくことになると思う。
 
その本線は、今月末で開業7周年となる。単純なレイアウトで凝った運転はできないが、適当に走らせてぼおっとしているのが好きなので、その点需要に見合っている。業績は好調で今も週に数回運転している。
 
まあ、このまま維持し続けて行きたいのだが、さいきん居所移転、なんて話が非公式に話題に上った。そうなると、この華奢なレイアウトは移転できないということで、取り壊しになる公算が高い。そうならないよう願ってはいるが。。
 
ともあれ、多少しょぼくてもレイアウトは楽しい。時間とスペースがあれば、もっと色々な風景をバックに列車を走らせてみたい気がする。
 
これも夢だが、今の本線が国鉄の田園風なので、私鉄近郊路線風のレイアウトもあればなあ、と思うことがある。長編成ダイヤ運転、みたいなことは無理なので最低限複線の本線と支線の終端駅、少々の留置線、という構成で、基本20m車4両くらいで常時走れるようにできればな、と。まあ、そんな話も、移転話が出るくらいなら着工すらできそうにないが。
 
 

2016年11月26日 (土)

手入れ

Imgp2922

 地震があったり、当地のこの時期では珍しく雪が降ったりと、今週はいろいろあった。鉄道関係者の方々も色々とご苦労があったと思うが・・、といつもどおり締めくくるが、それにしても毎日よく遅れたなあ。。
 
 さて、引き続き休日は引きこもりがち(というわけにもいかず、やむなく出かけることも多い)、先日オクで仕入れた車両に軽く手を加えてみた。
Pb030947
サロ152の回送運転台側を軽加工。グリーン塗りつぶしの妻面を塗り分けにして、貫通ドアを内装色に。貫通幌を取り付け、クーラーとベンチレータを塗り分けた。
 
 こういうとき、ウェブ上の他の方の作品を参照したりするのは良くない。あまりにも落差が大きすぎるから。。ちょっとアレな出来栄えに凹んでしばらく作業を中止。。
 
Img_8093
作業再開。 前回クーラーなどを塗った色が少し濃すぎたので(実物はねずみ色1号)、サロを含めて塗りなおした。方向幕の急行表示を自作ワープロで入れた。幌取り付け、貫通扉塗りは全車共通。運転中は見えない、というか見えてはおかしいのだが。
 
Img_8095
153系は165系よりも前面の幌取り付け枠がすっきりしていて、新製時はステンレス無塗装になっていた。時代とともに大半の車両は車体色で塗りつぶしされてしまったが、ここでは153系らしくということで、クロームシルバーを入れてみた。前面に貫通幌をつけても表情が変わるが、いつでもできると思い今回はやっていない。
 
Img_8097
机の上で見ると結構落ち込むが・、レイアウトに乗せて走らせてしまえば。。
大昔、TMSによく紹介されていた「夕食後、テレビを見ながらできる軽加工」というのはこんな感じでしたね。。
 
Img_8098
コンデジのデジタルテレコン機能使用。等倍にすると実物の何倍かになってしまうが。。ほぼ40年前の製品にも関わらず、印象把握が的確な事には驚かされますね。
 
窓周りのHゴムがガラスと一体成型されていて、色がついていない。このため、角度によっては窓が大きく見える。丸ペンでグレイを差してみようかとちょっとトライしてみたが、きれいにできそうにないのであきらめた。
 
Imgp9032
先日、やはりオクで入手したC55にも軽い加工を。
動輪以外の車輪の側面を、黒に近い色に塗って落ち着かせた。近年の黒染め車輪とちがい、銀ピカが目立ちすぎていたので。
この色(田宮エナメル)はダークアイアン(履帯色)というが、不肖わたしは履帯って何だか知らなかった。戦車の無限軌道のことなんですね。
また、空気作用菅を軽く光るように塗ってみた。市販品のように磨き立てのような状態ではなく、黒と金を混ぜて鈍く光る程度に。
 
オクで入手したものは、どこかを加工するなどして自分なりの刷り込みをしたい、という気もするものですが、今回の2件はこんな感じで。
 
Imgp1859
うさぎ鉄道本線も、少々手を加えてみた。
手前左に、若草色の植毛マットがみえるが、これは本人曰く青田のつもりだったのですヘ(゚∀゚ヘ)アヒャ。 さすがに無理がありますね。。百歩譲って、休耕田とか。。
 ほかにもありますが、この辺を畑にしてみようと。
 
それと、奥に見えるプラットホーム(トミックス製品)の白い屋根が、経年でだんだん黄色くなってきたので、これを塗りたい。
 
Imgp1862
農業倉庫裏のスペース。ここも田圃らしかったが・・。
Img_8112
かんたんに津川洋行の「畑」を張ってみました。
この畑シート、店頭で見るとちょっとしょぼいかんじでどうかな、と思うが、使い方次第ではまあまあだろう。うさぎ鉄道全体がそれほど本格的なレイアウトというわけでもないので。。
 
Imgp1863
先ほどの右手前部分
 
・・なぜ電話線がこんなところに、とお思いでしょうが、これがフィーダー線なんですね。。
Img_8108
津川の畑の土は茶色いので、なんとなく関東ローム層の土を連想します。
レイアウト隅に畑があると、この先にも畑が広がっているかのような印象を受けます。
 
なお、作物はたぶん小松菜でしょう。
 
Imgp1860
トミックスのプラットホーム。写真で見るとそれほど黄ばんで見えないが。白系のモールドなので、時間がたつとどうしてもそうなってしまうのでしょうね。自然のウェザリングといえば聞こえはいいですが、実物のスレートが黄色くなるわけではないので、ここは何とかしたい。
 
もともと、うさぎ鉄道制作時、駅本屋や跨線橋などとともにGMのローカルホームキットを購入、設置を準備していた。
 
ところが、いざホームを設置して上屋を取り付けようとしたら、上屋の幅が広すぎてスペースに収まりきらないことが判明。
 
やむを得ず、手持ちのこのホームを急遽引っ張り出して取り付けた次第。
トミックスからはいくつかのホームが発売されているが、これは歴史的にかなり古い、初期の製品で、非常にスケール的であるとはいいがたい。ちなみにTMS'77年7月号の広告に出たのが最初だったかな。GMのキットだって、同じ年の5月号の「製品の紹介」に出ていたが。
そんなことより、上屋手前になぜか開いてしまった隙間を何とかすべきですよね。ハイヒールのお嬢さんがひかっけてしまいそう。
 
Imgp1867
塗っていく。うさぎ鉄道のストラクチャー類は、もともとウェザリングらしきことはしていない。 あまりリアルさを狙う趣味はなくて、多少おもちゃっぽい感じのほうが好きだし、ウェザリングすることで暗い感じになるのを避けたいという気持ちもある。
が、今回は設置してあるものを塗るので、吹き付け加工等はできない(室内なのでやりたくない)。黒のエナメルを中心に薄く溶いて仕上げていく。
 
Img_8100
やってみたけど、どうも落ち着かない。
ホーム本体が、きれいなままだからか。もともとホームはチャコールグレイというか、多少茶色系統の入ったモールドだったが、うちのはライトグレイに塗装してある。
 
そういえばさっきのつづきになるが、このホームセットの入っていた商品箱は、中央部分が切り抜かれて透明セロファンが張られていて、中身が確認できるような梱包だった。ちょうどその頃、よくおやつに食べていた不二家のドーナツがそんな感じの梱包だった。ので、このホームを見ているとドーナツを思い出す。。
 
Img_8101
などと言っているうちに、ホームも薄墨を入れて調子を整えてみた。
 
Img_8103
ベースの製品を考えると、まあこんなものでしょうか。
 
Img_8105
たぶん、機関庫などももう少し色を入れるなどをして、調子を整えないといけないのだろう。ただし、全体のバランスを考えるとあまりシリアスな感じにはしたくない。その意味でも、このウェザード・ホームはちょっとバランスが悪いかな。
 
Img_8111
さいごに、給炭台に積んだ石炭にも黒を入れて漆黒にした。長い年月のうちにだんだんと取れない埃がついて、白っぽくなっていたのだ。
 
というわけでした。
 
 

2016年11月19日 (土)

KATO C55

Pb170988

前回の153系に続き、これもオークションからの購入である。
KATOのC55は、’97年に標準型が、'99年に門鉄デフが生産された。'11年には車輪を黒染めした再生産品が出回っている。'83年のC57がベースで、旧世代の1/140スケール、モーターをキャブに搭載したタイプ。
Pb170987
生産数は多くはないので、価格はC57などよりは高めな印象もあるが、オークションの相場はあまり一定していない印象だ。
 
最初はC55ではなく、C62(生産中止になった初期製品)を探していた。それが変わった経緯は次のようなものだ。
 
Img_8067
 旅客用大型機として、うさぎ鉄道には既にC57 180、C62 東海道型(いずれもKATO)がいた。C62はうちにとって初めての新世代蒸機(1/150, 基本的にボイラー内にモーターがあるものが多い)で、そのディティールと走行性能には大いに期待していた。
 
 しかし、外観は良いのだが、走行については現場からはあまり歓迎されなかった。初期にはテンダーからの集電が安定せず、途中で止まるという現象が日常的に起きていた。テンダーを分解し接触不良を減らす整備をして対処した。また、下り勾配で走行が安定せず、がくがくとする癖があり、特に低速ではひどい。これは今日に至るまで解決していない。
 
 また、本来ならスケール感が増して歓迎されるべきその大きさは、ほかの機関車と対比させると、必ずしもプラス面ばかりではないように思われた。国内最大級の機関車のはずなのに、ライトパシフィックのC57よりも小さい(いや、本当はC57のほうが大きすぎる)のはなんとも悩ましい。その後、新世代の蒸機としてC56,C12などを購入したが、これらはもともと小さいものなので、きにならないのだけど。
 
 偶々、オークションの出品をよくチェックしている時期だったので、それならKATOのC62旧製品を導入してはどうか、という話になった。探すと結構出品がある。安いものでは2,000円ぐらいで落札している。それなら・・。
 
 実際ウォッチもしていたのだが、最終的に今回は見送ることにした。旧製品から新型への置き換えは、徐々に進んでいくだろうが、それに逆行するのはやはり。。それにC62は模型的にも運用が限られる。まあ、うちは動態保存の模型博物館みたいなところなので、適当に20系とか、オハ31を牽かせておくという考え方もあるけど。。
Img_8085
というわけで、ちょっと方向性を変えてまだ持っていなかったC55を探してみた。
2011年に再生産され、通販のサイト(トラモフレート)などではしばらく在庫していたことがあり、手を出そうか迷っているうちに売り切れになってしまったことがある。
 
特になじみのあるロコではない(見たこともない)のだけど、蒸機末期の実物誌には結構写真が紹介されていて、目になじみはあるしし、手持ちのC57とも共通運用できる。
 
Img_8074
 一応標準型で探してみて、安く始まっているものを狙った。競合は少なくて上手く落札できるかな、と思ったら、またライバルが登場。終了日あたりでついていけなくなって、あえなく撤退。新品でも量販店ならこのくらいで売っていただろうという価格まで行ってしまったので。。独特の敗北感がありますね。
 
 ですが、価格帯が上がってくると、別案件で良好な物件が増えてくるんですね。ので、早速乗り換え。今度は競合もなくあっさり落札。前物件より1日遅れ、今週なかばに入線となりました。
最初の物件と同じく、銀色車輪の’97年モデルです。ので、車齢はかなりいっていますが、走行歴はほとんどないようです。入線テストでも最初から何の問題もなくスムーズに動きました。
 
Img_8076
C57と並べてみましょう。C57は2009年購入のもので、車輪は黒染めになっています。C55は銀で、だいぶ雰囲気が違う。テンダー台車は揺れ枕付きのものですが、車輪のせいもあり、最初はなにかの不具合で浮き上がっているのかと確認してしまいました。
 
Img_8079
 C57を購入したのはちょうどトミックスから新世代機が発表になったころだった。結構高そうだったし、これでも十分と思っていたが、今見るとやはりその大きさが一番気になる。全体のディティールを含め、この10年でNゲージの蒸機は本当に進化した。
まあ今のところC55のリニューアル版は出ていないし、トミックスも出していないからあれだが、うちも徐々に新世代機に切り替えていかないといけないでしょうね。。来年はC11もリニューアルされるが、その前にC59の在庫を当たってみたくなってきた。。
 
Img_8090
ディティールは多少荒っぽくても、走らせちゃえば気にならない。ただ、大きさだけはね。。
C57も運転好調です。ただ、うさぎ鉄道では小型機のほうが活躍の機会が多いのですが。
 
Img_8091
この機関車のスリップ防止ゴムはなぜか外れやすく、以前にもこんな記事を書いたが、また外れてしまった。パンツのゴムみたいに、伸びてしまうみたいです。替えゴムは手元にあるので交換は容易だが。耐用年数は3年ぐらいかねえ。
 

2016年11月 3日 (木)

関水(KATO)153系

なぜか急にオークションに凝ってしまい、先週からいくつか物色していたが、週明けにこれが届いた。

Pb020905
KATOの153系。まだ関水金属と言っていいた時代のセットだ。
 
どうして153系を探し始めたのか、全然覚えていないのだが、なにしろ流通が豊富なので、結構探し甲斐がある。
 
最初に目を付けたのは、汎用のケースに7両セットされていたものだった。
 TcMM'TdTsTsTcという組成。昔の西武501系みたいに、坂を上るのに苦労しそうですね。。とはいえ、模型的には何の問題もない。ロザを2両連ねる気持ちはわかる。ヘッドマークもついていた。
 
しかし、応札中に強力なライバルが登場、多少応戦もしたが、三浦半島に出かけた帰り、京急逗子線の車内でメールを見たころには、結構な値段になっていた。。
 
ちょっと考えたが、深追いは避けて撤退。153系の相場観はわからないし、今現在新品も流通していないと思うが、4,5年前に天賞堂で見たときは1万円そこそこの値札(6両)が付いていた。それをかんがえると・・。歴史の長い製品だし、写真だけでいつ頃の製造かわかる眼力も持ち合わせていない。
 
個人的な印象としては、オークションの相場はそのリスクのわりには割高なものが多いという感覚がある。特に美品とわかるものは高いな。ので、どうしても安いものに目が行きがち。
 
ほかにも9両組とか、いくつかあったが、安くて古くて競合の少なそうなものを探して、落札してしまった。
 
商品説明でわかっていたとしては、35年ぐらい前の、初期製品であること、クハが1両破損していること。
 
TcMM'TdTsTcの6両編成。これは製品の初期というか、長年にわたり基本的なセット内容として、販売されていたものだ。
Pb020910
スカートが外れて紛失している、ということだったが、到着したときは床板も外れかかっていた。これだけ集電板が取り付けられており、おそらくオーナーはライトユニットを取り付けようとして、何らかのトラブルに見舞われたらしい。
Pa270886
クハのことはわかっていたので、落札前に秋葉原に行き、代替品を調達しておいた。箱なしの吊るしの状態で売られていたが、外観、機能に問題はない。カプラーだけ、KATOカプラー(自連タイプ)だったので、アーノルトに交換した。
Pb020938
とりあえず試走する。古い車両だが外観は特に問題はない。一番問題なのは、動力ユニットが最初期のものであることだ。床下に落とし込んだモーター周りを、幅いっぱいのケーシングで吊るした形になっていて、その部分は床下機器の表現もなにもないのっぺらぼうになっている。モーターが大きいために室内側に大きく張り出し、室内灯は装着できない。
 
現車は車輪もかなり汚れていた。ちょっと拭いただけでは落ちないので、#1000の耐水ペーパーで軽く表面を撫でたが、表面色は戻らない。ほかの車輪は一晩重曹に着けてみたが、あまり効果はなかったかな。。
 
音はけっこううるさいが、車体の震えもなく、3%の勾配をふつうに登っていく。35年前の車両として、これは合格。
 
前述のように編成としては(実物的に)M車がもう1ユニットはほしいし、サロも2両あったほうがいいとか、いろいろ考えていたが、こうして試走するとそんなことは別にどうでもいい気になってきた。これはこれで、6両で走らせることにしよう。
 
ほんのりと、昔の、’70年代終わりごろのNゲージのムードを味わうことができる。まだまだ製品が限られていたころのことだ。
Pb030944
「とれいん」’77年8月号の広告。発売は秋から冬ぐらいだったと思う。ほぼ同時に、トミックスから最初期の113系が発売された(これを発売とほぼ同時に買ったのは、以前書いた)。
トミックスもユニットサッシュをメッキして、窓をはめ込み式にしていたが、題材がちがうとはいえ、その出来栄えは関水とはずいぶんと差のあるものだった。
 
こんな形で事前に試作品をリークさせたのは、関水としてもこの153系は会心の出来栄えだと思ったのだろう。
Pb020922
ちょっと編成はあれですが、手持ちの165系(’93年ごろ購入)と併結して9連で走らせます。動力に問題はなし。
 
KATOの165系は、457系などとともに'81年の年央に出たと記憶しているが、内容的には153系から進歩はしていない。
 
最新のものはわからないが、私の手元にある’90年代初めのロットは、個人的にそれほど得心の行く出来だとは思っていない。
 
なんかちがう気がするんですよね。
 
ちなみにうちの457系はトミックスで、これはいいのですがいかんせん高いですね。5年前、編成として5両揃ええたけど、今回オークションでMcM'を買って7両にしようとした。ただ、元値が高い(発売時の定価が2両、T車なのに6,800円ですからね・・。)ので、オクでも相場が高くて、結局手が出せず、終了直前に撤退。
 
また別の品が出ているけど、まあ5両でいいかなあ。
Pb020929
153系と並べると、うちの165系はすこしだけ、緑色が明るいですね。
実物も光線状態で見え方が変わるけど、この湘南色は実は結構微妙な色合いなのですね。許容範囲でオレンジを濃く、緑を明るめに塗ると、なんだか野暮ったいような色合いになります。緑を濃くすると、引き締まった色合いに見える。もちろん、度を超すとフリー塗装になってしまいますが。
Pb020917
併結させて気が付いたこと。サロ165('93)にはグリーンマークがついているが、今回入手のサロ152にはついていない。別にシールが付いていたのを、前オーナーがつけなかったのだろうか。
グリーンマークがついていないと、モノクラス改正前の1等車仕様にしやすくなりますが・・。
思うに、サロ152の冷房装置はこのAU13ではなくて、角張ったタイプのAU12だったのではないかと。
またまた思い出したけど、そういえば学校のクラブの依頼で、クハ165(153?)+サロ165(16番)を作ったのだった。’78年のことだ。モハは別の友人が、小高のキットを使って作ったが、走らなかった。。
さらに筆が?滑るが、こうした全車冷房、サロ、サハシまでついた編成が走った時期って、どのくらいあったのだろう。特にサハシは、冷房化された時期と食堂営業休止の時期がほとんど重なっていたのではないか。
Pb030939
今回の編成、古い製品だが特に稀少品というわけでもないので、中古色を払拭するため、多少手を加えようと思っている。
といっても、ウェブに出てくる諸氏が作っているような、ものすごいスーパーディティールにするつもりは全くない(できない)・。ちょっとクーラーや貫通扉に色入れして、方向幕をつけようかと・・。
と思って、店を回ったが、「急行」の方向幕は入手できなかった。しかたないので、かなりしょぼいけど、普通紙にワープロで印刷して・・。と思ったが、最小の5ptでもまだ大きいね。
Pb030942
16ptで印刷して、縮小コピーしたけど、ないよりはましか、ない方がましというか。。
昔に比べると、できる手段があるだけ、うっとうしいですね(;´д`)トホホ…
昔は白エナメルで塗りつぶしてしまえば、一応格好がついたのですが。。
そうそう、子供の頃にさんざん、下手な色入れをしてきれいな完成品をメタメタにしてしまったトラウマで、今に至るまで市販完成品を加工するのはうちではタブーだったのです。
最小限、信号炎菅とかはつけますが・。それに、ちょっと前に比べても、もう目がダメだよ。。
側面のサボ(言い方が変だな)はとてもじゃないが紙張りではできないな。ここは塗るか、何もしないほうがいいか。
Pb020933
中古車ばかりで冴えないですが、古い編成の増備は、最新製品ではできないので。。
トミックスの24系、最初に買ったのは’79年、竹橋で開かれた鉄道模型ショーを見て感動し、オシ24とオハネを買った(それしか買えなかった)。まともな編成になったのはその3年後。実物の編成がどうのとかいうレベルのはるか以前の問題。一応6両で運用していたが、やはり秋葉原で1両出ていたのを買ってきた。車輪がプラスチックで、緑がかった変な色をしていたころのやつです。

2016年10月23日 (日)

模型車両の寿命

Pa180429

KATO最初の電機EF70も、リニューアル品が出ますね。

高校生くらいのころ、手持ちの車両の配属表をB5のルーズリーフに書いては楽しんでいた。。手持ちの模型なんて、数十両しかなかったが、何度も書いているうちには少しずつ増えていたし、なんとなく紙に整理すると、所有欲も満たされるような感じもした。書いているうちに両数も増えてくような気がしたものだ。
 
その一方で、腕が悪くてぼてぼてになってしまったGMの旧型国電とか、客車や貨車を、「老朽により廃車」するのもけっこう楽しかった。。購入、組み立てをしてからせいぜい2-3年しか経っていないのにである。
 
 実物の世界では旧国や旧型客車が盛んに廃車されて、実物誌の「車両の動き」などに掲載されていたころのことだ。
 
 時代は変わった。今、うさぎ鉄道を走っているのは、'80年代後半から'90年代の終わりごろに購入した車両が中心だ。
 
 もちろん最近の車両もそれなりに多いのだが、平均車齢は20年ぐらいじゃないか、と思う。よく走らせる、C11はたしか’88年春の購入、C58は’91年ごろの購入だ。リニューアルしたトミックスのEF81は、繊細なディティールと一新した動力まわり(スプリングウォームを止めた最初の頃のモデル)に感心したものだが、これも20年以上になる。
 
 一部の模型は甥にあげてしまったので、初期のトミックスDD51などはすでに手元にないが、’82年頃に購入したEF57、EF64 1000番台などは時折使う。車齢30年を過ぎると、メカニズムの設計の問題もあるが、経年により挙動にスムーズを欠くという問題も多少出てくる。
 '77年暮れに購入した、初代のトミックス113系の動力がダメになった話は、昨年ここに書いた。
Pa220453
KATOの初代EF57 。製品化は'78年末頃、私が購入したのは'82年の初めごろ。当時の標準で電磁アンカプラー仕様だった(現車は普通のアーノルトに交換済み)。
 EF56を購入したとき、57もリニューアル品を買おうと思ったことがあったが(そのころ実物の保存機も見に行ったので)、そのままになっている。最近のKATO旧型電機と比べると、柄の大きさが目立つ。
Pa220471
34年経過した今でも、それほど走行が不安定ということはない。最近購入した同社のEF10,EF13は、どういうわけかポイントで脱線する傾向があり、むしろそちらのほうが神経をつかう。
 
 本当に老朽化して壊れてしまう経験としては、関水の103系、キハ20などに使用されていた動力ユニットがある。電車気動車あわせて5-6両は買っていると思うが、いずれもウォームギアに接するスパーギアが削れてダメになってしまう。昔もモーターなどのパーツはカタログに掲載されて流通もしていたが、ギア周りの補修部品はなかった。メーカーに修理を頼めば、なんとかなったかもしれないが、もともと1台2,800円ぐらいと安価な模型だったので、買いなおしたほうが経済的だったのだろう。
 
うちでは、最後に残ったコバルトブルーのクモハ103を、慎重に走らせている。
 
Pa190444
模型個体の話とは別に、製品寿命が長くて、増産を重ねてきたロングセラーという話もある。
 
代表的なのはKATOのオハ31かな。製品化されたのが昭和40年と聞いているので、かれこれ50年以上作られていることになる。ただし、一般には最初からほとんど同じ仕様、と思われてるが、こちらのサイトによると、初代は現行品とはかなり異なる仕様だったらしい。同時に発売されたC50は初代、'81年のリニューアル品、今年出た記念仕様と、全く違う製品と認識されているが、客車のほうはそれほど関心がもたれていないようだ。
 私が知っているのは'70年代の初めごろからだが、この40年ほどはたしかにあまり変わりがないようだ。車体色、番号表記にバリエーションが出たくらい。
 
 ちなみに、ぶどう色2号に赤帯というルックスは、今だと考証がおかしいとか言われてしまうが、昔の16番の完成品も同じような仕様だったようだ。
同じく103系も50年近い歴史を誇るロングセラーだ。これも動力周りやパンタなどは改良されているが、車体のプロポーションなどは今見ても悪くなく、色差しさえすれば現代でも十分通用すると思う。
 KATOが、別ラインの103系を新規に作りながら、旧製品をカタログから落とさずにいるのは、明らかにこの製品が歴史を背負っていることに価値を見出しているからだろう。価格面だけでなく、そうした価値を認めて購入する人も結構いるのだろう。
 趣味のものなので、一定の完成度があれば、たとえ時代が変わっても変える必要はないのだ。残念ながら今は生産が止まってしまったらしいが、かつてのカワイモデル(神田の16番鉄道模型のほう。Nの貨車を出していたのとは別)の製品群などは、ある時期からはそういう目で見られるようになっていた。
 子供のころ、’70年代半ばでも十分レトロに見えた電車、気動車たち-151系、153系、157系、63型、キハ35、単車の路面電車など、独特の世界観と美しい塗装、古くても良好な走行性能を備えた車両たちを、今でも愛好するファンは今でも多い。
 
カワイのこれら製品群は、おおむね’60年代なかばを中心に設計、生産されたものらしい。まあ、懐かしの昭和時代ですかね。。
 
個人的には、’70年代のカツミ、エンドウの電車。113系、165系、581系、457系あたりのディティール感が一番好きだけどな。ドアは別張りではなくプレスでへこませただけ、床下も屋根上もあっさりしているが、塗装もしっかりしているし(ヨーコーシャが担当していた、という「とれいん」の記事を読んだことがある)、モノとしての良さ、しっかり感にあふれていた。
 買えないから負け惜しみで言うわけじゃなくて、今の超精密で何十万もする製品より、肉厚プラの製品より、「塗り」のきれいなカツミの国電シリーズのほうが好き。
 
 同じように、最近のN製品たちも、ちょっと出木杉感が強くて、気疲れする。そうしないとファンが納得しないのだろう、という事情は察するけど。。まあ、時折ウェブで飛び交う、「まったくさいきんの若いもんは贅沢だ。細かいことをいちいち・・・)みたいな話になってしまうけど。。
 
 というわけで、うちでは古い機関車、古い客車たちの出番はまだまだある。アーノルトカプラーは扱いやすいし。ライトなんか点灯しなくてもぜんぜん平気。レイアウトの考え方が古くて、昔の急カーブ仕様なので、古い車両のほうが似合っている。。
 
ただし、動力性能については、新しい機関車、電車のほうが断然楽。

2016年8月20日 (土)

JAMに行ってきました

よそ様のブログでもっとちゃんとした記事を見られるでしょうから、私が書かなくてもいいのですが。。

東京ビッグサイトで開催されている、第17回国際鉄道模型コンベンションに行ってきました。

それにしても今日は東京地方は荒れ模様で。。朝出かけようと思って、あまりに雨がひどいので中止し、午後、タイミングを見計らって出かけました。
P1180475
やや極端な昭和偏向が目立つ中、これは貴重な新橋ステーションのジオラマ。
知識がないので眺めているだけですが、明治のレイアウトとか、もっとあるといいのにと思います。。
Imgp8725
もう広田氏と名取氏のトークは始まっていて、来てしばらくはこれを聞いていました。ちょっと長いので、途中で失礼。。
写真の構図のとり方(現場に立つと、どこかに赤い糸が引かれれいます。その延長線上で撮影すること。行く前に構図を決めたりしないこと)。などは、勉強になりました。
P1180553
その写真撮影ですが、今回はやや苦戦しました。光量が足りないか、設定がいけなかったかな。被写体ブレの連続です。。AFも手ぶれ補正もちょっと弱いのは、機材のせいもあるのかな。
Oナロー、いいですね。。
Imgp8728_2
よくできているな、と思ったレイアウトは二つあり、一つはこのJOHC相武鐡道さんのもの。
田圃や樹木の扱いが抜群に良かったです。
 
Imgp8741
稲田は刷毛を色染めして植えたようです。HOサイズではそれぐらいしないとだめなのでしょうね。うちでは(ここでうちのしょぼいレイアウトの話をするのもなんですが)植毛マットを使いましたが、もう少し毛足の長い植毛マットがあればいいなと思います。技術的に難しいのかもしれませんが。
 
Imgp8765
バラストの色がとても自然。線路のたたずまいもさすがに12mm。
Imgp8795
ポイントの番数はどのくらいなのでしょうか。実物のスタンダードゲージのカーブがきつく見えるように、模型でも線路幅が相対的に広いとカーブがきつく見えるようです。12mmでは自然に見える番数でも、16.5mmではきつい感じがするかもしれません。
Imgp8740
撮影したときは気が付かなかったけど、これは天然ガス?
 
Imgp8849
これはTT9。会場に入ってすぐのところにブースがあります。
このレイアウトも、きれいに作りこまれています。
Imgp8853
線路は市販品らしいですが、やはり自然な感じに見えます。車両はNゲージと最初区別がつかないけど、よく見るとやはり大きい。
さきのHO12mmと同様、このレイアウトも線路が風景に溶け込んでいて、美しい。
 
Imgp8781
Nですが、作りこみは大したもの。屋根瓦を見ると、ところどころ色が少し違うのが混じっている。勉強になります。
 
Imgp8787
地面の作りこみも理想的です。
P1180556
このレイアウトも昭和の世界、と銘打っていました。
 
 うちのレイアウトも同じような指向だからあれですが、昭和=くすみ色でごちゃごちゃした風景というのは、ちょっとある種の偏見なんじゃないかとも思えてきます。
 
 ビルディングでいうと、戦前風の東京中央郵便局、丸ビル、鉄鋼ビルみたいのは、(現代の)誰が見てもレトロ風ですが、旧マルハニチロビル、有楽町電気ビル、浜松町貿易センタービルとかは、落成時にはモダーンで機能的、でも今新築したらこうは作らないかもな、という造形です。でも、その差が微妙なのでわかりにくいんですよね。
 
 電車で言ったら営団5000系みたいなかんじか。。
 
東西線といえば、竹橋の構内、あれは細かいタイルがいかにも昭和30年代風ですが、今直している大手町や、千代田線の二重橋前は、以前は白いレンガ大のタイル張りで、これは昭和40年代後半的な、すっきりしたモダニズムが感じられました。
 
 でも、改装工事で惜しげもなく壊してしまった。うんと古いものは今見ると新鮮なんだけど、ちょっと古いものは見飽きていて、有難味がないのです。
 
 なにをこだわっているのかというと、レトロは人々の心のなかに存在するものだということ。たとえば、昭和57年ごろの私鉄風レイアウトを作るとして、駅前商店街をどうアレンジするか、と考えると、これはあんがい難しい仕事かもしれません。資料は結構あるとは思いますが。
P1180514
さて、そんな話はさておき、いくつか回ったブースを少しだけ。新橋の交通趣味ギャラリー。むかしはよく行きました。あのレンガ建てのビルの3階。それこそあれは、戦前のビルだったのかな。今は汐留側の地下にあるそうですが、そうなってから行ってないな。
P1180517
国際という割に外国のものはほとんどありませんが、その中でメディカルアートさんが気を吐いていた。一般団体では北米タイプのレイアウトと車両が、HOとNで出展されていて、欧州タイプの車両もちらほら見られた。北米型は根強い人気を感じますね。あと、台湾鉄道のものもあったようですが、見そびれました。
 
 残念というか、メルクリンはわが国ではほぼ顧みられなくなってしまったようですね。。
今回DCCの展示で線路に3線式のものを使っているのを見たのが、たぶん唯一。
 
P1180521
今回は買い物はしませんでした。
もし出物の鉄道プラモデルでもあれば、何か買おうかなと思っていましたが、そういうものは見つけられなかったな。
鉄コレはたくさん売られているし、買えなかったものも出ているからいい機会なのですが、もうきりがなくなるから手を出すのはやめようと思っていて。。
 
これはどうしようかとはちょっと思った。近鉄モ900の登場時の姿(2パンタ、旧塗装)。この塗装は見たことはないけど、果たしてどんな色合いなのか気になっていたのだ。
時に肌色と表記されるが、国鉄クリーム4号(特急電車、気動車などの色)で流用できるだろうか、と。
こうしてみると、ちょっとベージュがかっているので、違うような気がする。。
 
 ちなみに、昔GMから東武8000系のキットが初めて出た時、セージクリーム(当時の現行色)の塗料が入手できず、横須賀線クリーム1号を代わりに使った。特に違和感はなかった。
 また、近鉄2410系を作ったとき、これも当時のマルーン(単色塗り)にするためカラースプレーを買ったが、つや消しがきつすぎて気に入らず、やはり国鉄赤2号(特急の赤)を使った。これも違和感がない、というか同じであるように思えた。。
 お前はどういう目をしているんだ、という話はまあ、おいておいて。。
 
P1180572
メーカー系では、話題沸騰のこれが面白かったです。トミーテックのナロー。
1/80, 9mmとされています。ナローの市販品は高くて敷居が高かったですから、これはいいですね。
P1180575
建物関係もこれから展開していくのでしょうか。
P1180567
ペーパーモデルも健在のようですね。やはり、もしこれからも模型を続けるなら、こういうのをやってみたい気はします。
Imgp8809
Oゲージ3線式。3,4歳ぐらいのころ、1,2度遊んだだけの子供(ママ友の子供)が、なぜかこういうのを持っていたのを覚えています。当時既にOゲージは珍しかったはずなので、年上の親戚とかからもらったものかもしれません。
 
Oゲージも興味があります。目に優しいです。。
 
P1180558
新幹線とかの写真は、ほかのサイトでも見られるでしょうから割愛させていただきます。あれですね、スケール志向のレイアウトや、新幹線車両のためにもっと大きな番数のポイントがほしいですよね。ほかの部分がリアルになるほど、急角度のポイントが変に見えてくる。ただ、模型だと集電がきつくなってくるよね。
話がよそに行っちゃったが、これには受けた。富山地鉄から呼び戻したのか、と思ったけど、よく見るとダブルパンタだから違いますよね。どういう発想なのかしら。。
Imgp8876
これも歩いていておもわず足が止まってしまった。東武500系ですよ。まだ実物もできていないのに。。写真を撮ったら、製作者らしき方が手書きのチラシをくださいました。図面はどういうわけか、DRCをベースに先頭部を書き直したようなかたちになっている。裏は制作メモになっていて、先頭風防を塩ビをスプーンで挟んで作ったこと、曲面窓も金属治具を使って塩ビを曲げた、と書かれている。
 
とてもきれいな仕上がりだが、車体はBトレインのようなショーティになっていて(これは16番)、しかもよく見ると3両連接車となっている。パンタグラフもない。なんというか、、自由だな。。ちょっと、自分でもなにかつくってみたくなりました。
というわけでした。

より以前の記事一覧