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2015年9月27日 (日)

線路あれこれ

雑談です。 

事情があってPecoの小型ポイント(ST5)の価格を調べていたら、3120円と出てきて、ひっくり返ってしまった・・。

さいきんのTMS(うちでは4年以上前に買ったのが最後らしい)を見たが、その頃は2千円弱だったのに、いつの間にこんなに上がったのだろう・・。

Pecoの小型ポイントはもともとセットラック(初心者向けの組線路)の一部で、サイズや品質が買われて、ナロー9mmを含め多くのファンに利用されてきた。そんな古い話を持ち出しても説得力がないが、’70年代の初め頃は900円で、日本で入手できるNのポイントの中では安い方だった。

’70年代はじめごろというと、まだ道床付のトミックスは出ておらず、関水が事実上のスタンダード、ほぼ規格の似たPecoが、ややベテラン向けに広く使われていた。トミーはナインスケールの頃だが、バックマンの安い線路を輸入していた。

バックマンの線路はシェアとしては低かったと思うが、安いので子供たちはけっこう使ってたと思う。少なくとも、私を含めて周りの子供たちは持っていたな。カーブがきつくて(192mmと、228mmだったっけ?)、ポイントのマシン部分が巨大であまりスケール的ではなかったが。とはいえ、線路の作り自体は関水と遜色がない。小型手動ポイントは500円と、非常に安かった。ほかに、イタリアリマの製品がたしか、ときどき店頭に並んだが、安物扱いでシステム的な品揃えはされていなかった。

このほか、デパートに行くと海外製品が豊富に並べられていた。
ミニトリックスは正規代理店の学研が熱心に輸入していて、池袋東武では長短いろいろな線路を購入することができた。全体に高価で、これをわざわざ買う人は余程お金持ちなんだろうな、と思っていた。実は、お金持ちにあこがれるわけではないが(^^;、ときどき短尺線路とかポイントとかを買ったりした。

同じく池袋西武に置いてあったと思ったが、フライッシュマンピッコロの線路も売られていた。今まで取り上げたPeco、関水、トミーナインスケール、ミニトリックスは軌匡、はしごのようにレールと枕木を組み合わせた形の線路だが、ピッコロは道床つきの線路だった。時々輸入鉄道模型店で、フライッシュマンHOの線路を見かけるが、あれと同じ外見である。手元にR192の線路を持っているけど・・そのうち写真でお見せしますね。ドイツ(当時西ドイツ)のメーカーの線路としては、ほかにアーノルト・ラピードの線路があったらしいが、こちらは今に至るまで見たことがない。

ここまで、フライッシュマンを含めた線路は、多少寸法の差があっても、なんとかそのまま混用することができた(雑誌などでは脱線の原因になるから、混用するなと書いてあったけど)。'76年にトミックスブランドで線路が出たが(今のファイントラックにつながる道床付線路)、これは高さもレールの太さもだいぶ違い、道床自体のジョイナーもあるので無加工で混用するのは難しかった。

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Pecoの線路。いまでもTMSに載るような、スケール的なレイアウトでは、同社のファインシリーズを使うのが定番だと思う。これはレール高さ#83の、一般的なフレキ線路。Pecoはレールの引き抜きが鋭角的ではなく、頭の部分がラウンドしており、Iの字の側面もゆるい曲線状に仕上げられている。表面は多少梨地風で、光沢は控えめ。枕木はすこし柔らかい材質で、色は茶色がかっている。

フレキ線路は標準的なニッケルレール、木枕木の他、PC枕木のもの(当時は非常に珍しかった)、スティールレールの廉価版(なんと鉄でできたレール。一度買ってわざとさびさせてみたが、表面がでこぼこになってしまい、模型表現としても電気的にも芳しくなかった。乾燥した西欧向けなのだろう)。

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関水金属のNゲージ線路。これは固定式バラ線路(R1 - 半径249mm)。1970年代前半に、Nゲージを始めようとしたら、これを買うのが普通だったと思う。'74年より昔のことはリアルタイムでは知らないのだが、関水の線路関連製品も年代によりだいぶ変化したらしい。写真のR1は、枕木がわずかに角が丸く、断面も軽くハの字型をしており、表面の木目がかなり強い表現になっている。私が最初に買ってもらった入門セットについていた、R3(半径315mm)と162mm直線路は、枕木の木目がきめ細かく、角がたった整形だ。また、短尺のR3 1/3や、車止め線路も売られていたが、これらはジョイント部分の枕木が線路方向につながっている整形になっていた(これもそのうち写真で見せますね)。

レールは、今のユニトラックに至るまで同じだが、Iの字の頭の部分が大きいというか、側面の溝がうんと下の方に来ている、独特の形。

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ミニトリックスの小型ポイント。曲線側がR192の曲線分岐ポイント。マシン部分や先端レール部分など、かなりごついデザインだ。これと同じ曲率のダブルスリップもあったが、中央部が太い、異様な外見をしていた。あれ、買っておけば良かったなあ。よりスケール的なR4(たしか半径430mmくらい)のポイントもあって、これも持っていた。作りは良くて、しっかりした製品だった。

ミニトリックスのレールは光沢の強いニッケルレールで、側面など、鏡のようにぴかぴかしていた。あれは、ある種ドイツ人好みなのかな、とも思う。

1976年に入ると、Nの線路は選択肢が一気に広がっていく。

16.5mmの線路で圧倒的なシェアを占めていた篠原が、Nに参入して、まずフレキと6番ポイントを出してきた。レールは#70を使っていた。上記KATOやPecoは#83とされていて、特に高さが2mm前後と高かった。篠原は断面を見るとI型の溝も深く、我々の想像するレールの形に近い。きちんと側面塗装して、レイアウトに設置すると、かなり実感的な線路に仕上がる。

ただし、ポイントはHOと同じ作りで、それなりに扱い慣れた人でないと動作に難があったようだ。

'76年の終わり頃には先ほど触れた、トミックスの道床付線路が登場した。当時はR280、R317、ポイントはR541の曲線分岐、直線はS280, S140, S70とエンドレールと称する車止め線路のラインナップだったかな。今思うと、日本のNゲージ線路の流れを大きく変えた画期的な製品だったと思うが、当時の私は「へえ・・。なんとなく、ちょっとごつくておもちゃっぽい」という認識でしかなかった。

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このスタイルで2000年頃まで販売され、次第に今のファイントラックに移行した。

レールは当初ステンレスで、やや梨地風の仕上げがされていた。断面は逆T字型で、溝が全くなかった。写真は中期以降の製品で、レールはI字型になり(光沢あるニッケルに変わった)、バラストの表現も彫りが深くなった。初期は発泡スチロールの目のような、もこもこした表現だった。

これで固定式シーナリィ付きのレイアウトはどうかな、と思っていた(バラストがプラスチック整形というのも、TMS育ちとしては抵抗があった)。しかし、当のTMSではトミックスの線路システムを使ったレイアウト記事(当初は広告や、タイアップの記事。後にはファンが作ったホームレイアウト)が目立つようになり、運転本意のレイアウト用として認知されていく。

他方、同じ76年頃、機芸社が#55のレールとフレキの(レールクラフト製)輸入販売を、突然始めた。#40と#55のレールと、#55のフレキ線路が販売されたと思う。ウェザードレールといってレール側面が茶色に染色?されている、とのことだった。これのTMS上の広告を、さっきから探しているのだが見つからない・・。ただ、これは細いレールの取り扱いがまず難しいこと、市販のポイントがないので、自作しないといけないなど、かなり敷居の高い製品だった。私の知る限りでは、'82年頃に、三室敏郎氏という方(たぶん私と同年配の方と思うが、嫉妬したくなるくらい、上手な方だった・・。今はもう自分は、へたれもいいところで上手なひと見て嫉妬のしようもないのですが)が、同社の線路を使ってレイアウトを発表されていたのが唯一見た実例だ。

細いレールはその後、Pecoがファインシリーズとして、#80のレールを枕木にめり込ませるようなスタイルで継続販売している。こちらは外見と扱いやすさを両立させているようだ。篠原も2000年代に入って#60の線路を発売したが、店頭で手にして、すっきりした仕上がりに感心した記憶がある。

'77年になり、エンドウが金属道床の線路を販売し始めた。古いファンはカツミ式金属道床線路という、いわゆるHOの組線路を知っていると思うけど、あれのNゲージ版である。鉄板をプレスして、表面に模様のついたビニールを貼り付けた形の線路だ。固定式レイアウトには使えないが、セット価格も安くて安定感があり、ちょっと使ってみたくなる製品だった。実は、直線路数本を買って、まだ持っている。エンドウはその後、プラ道床の線路も出したんだっけ?

70年代の終わりごろ、プラモメーカーの永大が鉄道模型に参入、線路関係も製品投入していった。当時はまだトミックスも盤石ではなく、KATOのユニトラックは未発売(登場は80年代に入ってから)、参入余地はあったのだろう。永大の時代は短期間だったが、学研が引き継いでしばらく製品供給を続けていた。もうその頃は新しい線路シリーズには興味が向かなくて、店頭で見かけたかどうかも覚えていない。

その頃の私は、固定レイアウトを作りかけては壊しを繰り返していて、走行も安定しなかったので、'79年春にトミックスのエンドレス線路一式を買って、いつでも仮に運転できるようにした。その後も固定式線路でレイアウトを作ったりしたが、組線路はトミックスを使っている。今の固定式「うさぎ鉄道」もトミックスの線路だ(使っている線路は25-30年前に買ったものが多い)。

私個人が最初に鉄道模型に接したのが、関水の固定式線路なので、いまだに道床なし、固定式の線路が、本音ではいちばん好きだ。ただ、そういうタイプは今は古いスタイルなんでしょうねえ。ジョイント部分が弱くて、はずれたり曲がったりしやすいし。でも、固定レイアウトに設置して、バラストを撒けば本格的なレイアウトにできる。フレキは扱いが難しいからね。

長い雑談でした。というわけで、これからちょっとしたレイアウト作業を始めます。

2015年9月26日 (土)

川俣線ごっこ

書くことがなければ更新しないのが、不定期更新の掟ですが、それもなんなので。
C12を購入したら、やってみたかったことがあります。
それは;

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これではただの混合列車ですが。

この写真だとわかるかな?
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この車両たちを見て、ピント来た方がいたら、それはすごいかも・。

C12,ワ、ワム、そしてスハニ35です。

そう、「シーナリィ・ガイド」をお持ちの方(TMS241号でも可)P191を開いてください。
「スケール運転を楽しもう-川俣線の列車」ですね。

記事に出てくるのがこれらの車両たちです。特にスハニ35が有名です。
記事では本当は、下りがC12+スハニ、折り返しの上りはC12+ワム+スハニですが。
ワは、入替の時に押し出されて、駅構内に留置されたままになっています。

そうそう、ワ12000も今回買いました。

スハニ35はうちでも、普段は展望車とともに特急で活躍しています。

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これは・・先月訪れた真岡鉄道ごっこ。客車は確かに50系ですが、色がちょっと違うかな。

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これは、もおか号を回送するDEごっこ・・。押し入れが見えてるって。

2015年9月14日 (月)

北関東地区豪雨

近年の気候変動による極端な豪雨により、水害がもたらされたというニュースを耳にすることが多くなったが、関東近県でこれだけの被害が出たのはまさに寝耳に水の出来事だった。

特に常総市の鬼怒川堤防決壊は大きな被害をもたらした。まずは被害に遭われた方々に心よりお見舞いを申し上げます。

関東鉄道常総線は、堤防が決壊した地域のちかく、常総市水海道地区に車両基地があり、少なからぬ被害を被って運転ができなくなった。なお、下妻-下館間は14日より運転を再開するようだ。

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今日は偶々水戸線の車窓から下館駅を見たが、ホームには2403が留置中だった。ここから守谷まで乗車したのは一月前のことだったのだけどね。

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走行中の車内なので荒っぽい写真で失礼。

車窓からは雨で稲穂が倒された田んぼや、まだ水が引いてない水たまりなどを見かけた。水戸線も鬼怒川を渡るが、川の水量はまだ多いようだ。
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東武鉄道でも広範囲にわたって被害を受けた。特に橋脚が流されてしまった、宇都宮線の被害は深刻だ。鬼怒川(温泉)方面でもかなりの被害があった。線路だけではなく、これからシルバーウィークに向けて、観光輸送でもその影響は小さくないであろう。

何ができるというわけではありませんが、心より声援をお送りしたいと思います。

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