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2014年6月29日 (日)

都市型のレイアウトを考える

前にも書いたかもしれないが、最初に買ったTMSは’74年6月号(312号)だった。子供の頃に読んだ記事というのは、ほかの方でもそうみたいだが、暗記するほどよく覚えている。小学生だった自分にとって、初めて見る大人の?世界である。今でも時折TMSでお名前を見かける、大熊重男氏のすばらしく仕上げのきれいな京成3290型とか、初めて知った幻の機関車63とか、いろいろと印象に残る記事があったが、全体として、子供が興味をそそるような記事は少なくて、割と地味な内容の号だったと思う。

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折り込みページは中尾豊氏のレイアウトプラン+イラスト。中学1年の時、このプランそのままにレイアウトを作ろうとした。プラン通りに作っていたのは最初の半年くらいで、あとはターンテーブルを組み込んだり、留置線を増やしたり、曲線改良工事をしたりして中2の12月ごろまで遊んだ。今のレイアウト(うさぎ鉄道)はそのオマージュで、奥の屈曲した川とか、S字型の本線はこのプランを原型としている。

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ちょさくけんは大丈夫かな・・。

この号にはもう一つ、レイアウトの紹介記事がある。浜島猛氏の組み立て式レイアウト(16.5mm)だ。組み立て式レイアウトというのはたぶん、今はあまり使われないというか、日本語としては理解できても、今と昔の人では描くイメージがちがってしまう用語かもしれない。
モジュール式だけど、バラ線路を組むのではなく路盤にセットされていて、建物や風景はないか、抽象的な建物しかない、というもの。今は分割式、風景付きのレイアウトとして作ることが多いから、あまり作る人がいなくなったのだと思う。

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浜島氏の記事はとてもマニアックというか、総線路延長、作業期間や1日の平均工作時間、諸経費などのデータがずらずらと並んでいて、まるで会社の作業報告書を読んでいるようだ。

子供だった私はそれにも感心したが、特に運転形態のところにある、複雑な線路配置をブロック分けして、運転系統を図示しているところにいたく興味を引かれた。

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基本的には複線のエンドレスと、単線の支線エンドレス、これらが接続する中間駅、それにヤード(というより車両留置線で、終端駅もある)があり、これらを組み合わせて運転系統を作る。ラッシュ時にはエンドレス3本と、ヤード-中間駅の区間運転による、4列車同時運転、ロングラン運転では複数のエンドレスを経由して、長距離運転をするなどができるという。
ラッシュ時と閑散時の運転系統が考えられていることには、かなり感銘を受けた。

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こうした考え方は、今なら各種のシミュレーションソフトに受け継がれているのかもしれない。15年ぐらい前に、名前は忘れたけど線路や道路を引いて街を作っていくゲームで遊んだことがあるし、プラレールのシミュレーションも売っていたんだけどな。今の鉄道模型シミュレータはとても本格的で、ちょっと敷居が高い気もするが・。

話を戻すと、記事の組み立て式レイアウトは写真で見る限り、非常にすっきりした仕上がりで、コントロール部も当時なりに要領よく作られている。技術系の、相当に工作力のある方が作られたのだろうか。

この記事を思い出したのは、最近E5系新幹線とか、京阪2400,地下鉄500といった、うちのレイアウトには似合わない車両をいろいろと購入して、走らせる場所がほしくなったと言うことがある。

いっかい、このプランに準じたレイアウト(Nで)作ってみようかな?市販の線路を組んでもできるし、Nならもう少し配線を追加することもできる。風景とか考えると、都市近郊のレイアウトって難しいんだよね。今は市販の建物がたくさんあるが、いい気になって買っていると財布が悲鳴を上げる・・。だから、このレイアウトのように、抽象的でさっぱりしたレイアウトのほうが良い、と思うけど・・。

まあ、言うだけ番長だな、きっと・・crying

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鉄道模型」カテゴリの記事

コメント

こんにちは~。モモパパです~。
この「鉄道模型趣味」なる雑誌。
よく残ってましたね。
しかもかなり状態がいいではありませんか。
ビックリです。

モモパパさん、こんにちわ。
はは・coldsweats01、実は裏表紙がなかったり、結構ぼろいのです。
大人になってからの雑誌は、全然愛着がないのですが、この時代のは大事にとってあります。

お邪魔します。旧い「TMS」をお持ちなんですね。いつ頃から鉄道模型を始められたのですか?
お気づきかもしれませんが、「TMS」の312号表紙の表側、JULY'74 6の処をご覧下さい。No.313となっています。単純なmistakeでしょうね。
当時は、固定式のレイアウトを持てるマニアは少なくて、個人用でも分解出来る組立式を作るマニアもいましたね。
学校の鉄道模型クラブとか、社会人で構成するクラブの運転会用に主に採用されていたと記憶しています。

Scrap Builderさん、コメントありがとうございました。
ブログも拝見しました。このようなところでお会いできるとは・・恐縮の至りです。

上にも書きましたが、TMS購入は74年6月号が最初でした。その前月、誕生日のプレゼントとして近所の模型店で関水のブルートレイン(Nゲージ)と線路、トランス一式を買ってもらい、自分史的には一応これを開業日としています。TMSもその模型店で買いましたが、初めて見る大人の世界、その衝撃は大きく、その頃の記事は暗記するほど繰り返し読んでいました。

号数の件!改めてみましたが、確かにNo.313となっていますね。もしやと思い、7月号を取り出してみました。編集後記の最後の方に、訂正記事が出ていました・・。

組み立て式レイアウトという言葉やその存在も、この6月号の記事で初めて知りました。私鉄沿線に住んでいたので、運転面を含めこのレイアウトにはすっかり魅了されてしまい、未だに最も好きなレイアウト記事の一つです。

中学と、高校の途中まで鉄研でしたが、中途半端ながら作ったレイアウトは一応風景付きでした。最近の運転会ではモジュール式風景付きが一般的なようです。
現在自分でNゲージレイアウトを持っていますが、これも固定式です。電車、特に地下鉄とか通勤型は似合わないので、今でも彼らのために組立式レイアウトを作ろうか、と時々考えたりはしています・・。

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