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2013年9月18日 (水)

ATSと超特急

北斗星の機関士が操作ミスを隠蔽するために、ATSスイッチを壊したというニュース。あまりファンとしては語りたくない話ではあるが・・。

実は反射的に思い出したのは、なぜか戦前の超特急「燕」のことだ。ノンストップの速達運転を実現するために、乗務員は走行中に交代した。交代要員は客車に控えており、交代の時は水運車(ミキ)の外側ステップと、C51の炭水車に設けられた通路(炭庫の中に潜り込むような感じか)を通ってキャブに向かったという。手すりがあるとは言え、タンク車のタンク外周を歩くわけだから、相当危険な話だ。

もっと凄いのはC53だ。Rail Magazine 08年9月号(300号)の髙木宏之氏 国鉄蒸機発達史によると、本機には主台枠が変形しやすく軸焼けが多発したといい、

特に中央シリンダーの過負荷による中央主連棒ビッグエンド(中ビク)の発熱は致命的で、検修員が台枠内にもぐりこみ、走行中に給油しながら運転するといいった危険なことを日常的におかしていました。

C53は当時の花形機関車で、検修員は鉄道の沽券に関わると決死の乗務をさせられたのだろう・・。今そんなことをさせたらそれこそ、ブラック企業の烙印を押されてしまうし、そもそもそんなことを強要しようにもやるやつはいないだろう。

ただ、当時酷い環境で必死になって乗務したり、検修していた鉄道員達は、ある意味幸せだったのかも知れない。最重要幹線を任されて意気に感じながら仕事をしていたのだろう。

持たざる国であった時代、ハードウェア的に足りない部分は、精神力で補えというのが当たり前だった。我々日本人は、そうやって出来もしないと思われた成功を成し遂げた。しかし、物事には限界がる。過度に精神に依存しすぎた結果が、先の大戦での惨敗を招いた。

それに懲りた日本人は、精神主義を捨て・・・てもいなかったようで、戦後もしばらくは精神主義で行かざるを得なかったようだ。しかし、持たざる国から次第に持てる国になると、精神主義は自然とどこかに消えてしまった。

代わりにやってきたのはなんだろう。鬱病の時代なのかも知れない。上から下まで、後ろ指をさされることにいつもびくびくしている。こいつはやっかいだ。色々な権威はひっくり返され、自分のプライドを保つことは難しい時代だ。何とかみんなが、誇りを持って働ける社会を取り戻せれば、と思うのだが。

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