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2013年7月20日 (土)

レイアウト全書

先日、実家で捜し物をしていたら、ずっと前から探していた別のものが出て来た。見つけたときは「うわあっ」と言う声をあげてしまった。ずっと前から、かれこれ10年以上、探していたのだ。
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鉄道模型趣味の機芸社が60年代から70年代に書けて発行した、レイアウト特集シリーズの第1弾。初版は1967年だ。

この本、中学1~2年の頃、ものすごくはまっていた。最初に読んだのは、実は学校の図書室で、1年生の秋頃借りた。それからずっと、冬ぐらいまで借りていた。もちろん違反である。当時は絶版状態で、店で買うことができなかった。その後再版されて、これを買ったのだが、買った時期は覚えていない。たぶん'77年頃だと思う。

TMSに掲載された、60年代初めから65年頃までのレイアウト記事を再構成したものだ。まだNゲージは登場していない。別冊に掲載されるほどだから、当時としては画期的に大がかりな、あるいは技術的に優れたものが掲載されたものと考えられるが、時代が時代だけに、さすがに今日の基準で見ても優れていると思われるものは少ない。

とはいえ猛毛内鉄道只野里線など、プランやシーナリィは良くまとまっていて楽しそうだし、表紙にもなった「或るレイアウト」は傑作と言っていいだろう。「或るレイアウト」は、ウェブによると、50年の歳月を経て再生され、今でも現役らしい。

当時、いちばん感銘を受けたのは、津林高原循環鉄道の作者がつけた日記の記事だ。当時小学6年生だった、作者の弟がレイアウトや車両制作のことをつづった日記で、年齢的に近かった中学生の時はとても興味深く読んだ。子供の書く文章は、年代を超えて訴えるものがある。名古屋在住の作者は、柘植や亀山、中央本線方面に出かけて、うじゃうじゃいたというD51やC57を撮影したりしている。この頃の実物環境は本当にうらやましい。模型も、技術や製品の種類は少なかったかも知れないが、のびのびした雰囲気が伝わってきて、楽しそうだ。今はやはり時代が悪くなったのかなあ。

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