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2012年10月28日 (日)

Tomixの初代113系

前にも少し書いたが、トミックスが77年秋に発売した113系を、その年の暮れ頃買った。セット売りはなく全てバラで、クハが1,200円、モハ113,サロは1,000円、モハ112は3.500円だった。前に買った103系4両は故障していたので、この時点では我が家で唯一の稼働可能な電車だった。その後も長いこと、編成単位でまともな車両はこれしかない状態が続いた。あの頃はGMのキットを作っては壊していたり、東武や近鉄の電車を自作して編成にできずに挫折したりを繰り返していた・・。

35年たった今も健在。
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トミックスにとっても初めての電車だったし、Nの車両自体が少なかったので、かなり売れたのではないか。そうだ、そもそも国産の車両としてもオハ35に次いで2番目で、動力車はこれが初めてだったんだ。初期トミックスの特徴、スプリングウォームは、これから始まっている。
前年にブランド発足したトミックスは、この年、駅、ホーム、跨線橋などを発売し、システムの充実を図ったが、車両はまだ体制が整っておらず、キハ02,12系客車を、いずれも香港ケーダー社のOEMで発売しただけだった。本形式は力の入った力作で、床下機器などは今でも通用するんじゃないかと思う。窓ガラスが平面性やサッシの表現などに問題があり、車体側のユニットサッシの表現も相まって、ちょっとごつい印象を受ける。Hゴムも銀メッキ、それも比較的初期の欧州のNゲージ客車を模したようなぴかぴかのクロームメッキだった。子供心にはこれはきらいではなかったが、かなり個性的な113系になってしまった。
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サロはこの後まもなく実物で廃車が始まる、少数派の112。これだけは窓ガラスの表現もすっきりしていて側面の印象もずっと良い(逆に言うと、窓の多いサロ111など、は当時の技術では作れなかったのだろう)。実物でグリーン車の帯が廃止になるのは翌年のこと。このグリーン帯は色が濃すぎて不満だったが、今は実物の印象が薄れて、それほど違和感を感じなくなってしまった。車体のオレンジは、やや黄色みが強く、グリーンはわずかに濃いめだ。実物も光線の具合ではそんな風に見えるときもあるが、調色塗料そのまま塗ったものよりも、格好はこちらの方が良い。この頃は機関車も実物よりきれいなブルー/クリームだったりしたものだ。

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79年夏に家の中を写したもの。手前に113系が4両、サロだけ右端に外れておかれている。その奥は春に買ったばかりの103系ブルー3連。右にナハフ20がぽつんと置かれている。EF65と他のブルトレは奥の高架のようなところにいるが、実は一番右の客車は20系ではなく、トミックスのオハネ24だ。高架の下の、低いところにいる車両達は、手前が自作した近鉄8400系3両、奥は左から、仙石線色のクモハ73,スカ色のクハ47とクモハ41。近鉄、クハ47は今はないが、残りは全車今でも健在。ただし、73は車体の大部分を取り替えてクモヤ90になっている。

83年頃、更新工事と称して車体を改修した。メッキのHゴムはグレイに塗り、レンズがなく穴だけ開いていた前照灯にレンズを入れた(光学繊維をいれたが、うまくレンズ状にならず、色を塗ってしまった)。下回りはスカート(黒メッキだった)を含め、全て艶ありの黒に塗った。パンタグラフは平板の洋白をエッチングした作りのPS16だったが、関水のものに変えた。前面窓ガラスは、そのままだと奥まってしまい、左右の縁にガラスが回らないので、3つに切って引っ込まないように直した。
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走行性能は優秀で、時間がたつとウォームの当たりがとれたのか、音も静かになった。T車の車輪はプラスチックで、走行音がとても静かだ。買ったときから1両だけ、偏芯していたので、金属車輪に取り替えたが、それ以外は今もプラのままだ。この頃のトミックスが好きなのは、分解調整が容易で、丈夫なこと。DD51なんかよく、全般検査ごっこをして、車体をばらばらにするのが好きだった。そういうのも性能の一つだ。今のトミックスは全く変わってしまったし、他社にもそういう親切な製品は皆無になってしまったようだ。
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もう何年も前から、初期に購入した車両は順次同型の現行製品に代替させて、旧車は保存車的な扱いをするような方針で置き換えを進めている。既にEF65 500とか、D51、20系客車などを置き換えている。この113系も、今年KATOの111系を入れて、置き換えにしようと思ったのだが、クモユニを111につなげるのに改造が必要なことがわかり、113も今のところ続投して頑張っている(というのもあるし、やはりなにがしかの思い出もあるので、走らせてみたいのだ)。

ただ、さいきんはその日の運転を始めた直後、モーターの調子が悪く、スロットルは一定で線路条件は同じなのに、数秒間急に速度が遅くなるなどの症状が出るようになった。いちど分解清掃したが、集電関係に問題はなさそうで、となると原因はモーターしかない。
それにしても、自動車などは暖気運転をするが、模型もしばらく運転するとだんだん調子が出てくるものがある。あれは何か理屈があるのだろうか?

子供の頃は実物に倣って、よく模型を「老朽につき廃車」したりしていたが、実際模型が本当に老朽廃車せざるを得なくなるのは、どの時点なのだろうか。事物もEF55など、保安上問題が出る可能性が出て来た時点で引退させている。私も走らせていて、何となく不安になったら、引退勧告を出そうとは思っている。ただし、実物と違うのは、なるべく同型を代替新造するというところだ。

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