• Imgp2111
  • Imgp2110
  • Imgp2109
  • Imgp2108
  • Imgp2106
  • Imgp2105
  • Imgp2104
  • Imgp2103
  • Imgp2101
  • Imgp2100

« パンタグラフ付きトラック | トップページ | 「BOSS ゼロの頂点」のプルバックカー »

2012年4月14日 (土)

ゲージとスケール

鉄道模型を始めて少ししてから、模型店に並んでいた鉄道模型趣味(TMS)を買い始めた。それで色々と刺激を受けたのだが、気になったのは、1/80, 16.5mmゲージの模型のことを「16番」という聞き慣れない名前で表記していたことだ。

それまで模型店などで得た知識としては、カツミとかで出している大きめの模型はHOと言って1/80, 16,5mm(欧米型と新幹線は大きいから1/87)、自分の買ってもらった関水金属の模型はNゲージで軌間9mm, 1/150(同じく1/160)というものだった。とにかく、HOとNという意識しかなかった。

在来線の軌間1,067mmを80や150で割っても、16.5mmや9mmにならないことは、最初の頃から不思議に思っていた。なので、毎号TMSで、シリアスなモデラーの人たちが、日本型1/80模型のゲージとスケールの不一致を気にしている、という記事を、興味深く読んでいた。

しばらくしたら、TMS主筆、山崎喜陽氏のコラム「ミキスト」で、ゲージとスケールの特集が掲載された。戦前の歴史的な事から、当時ポピュラーになり始めていた日本型ナロー(762mm軌間などの)のスケールの話まで言及している。話は複雑すぎて、ここで概要を書くには無理がある。概要、どころかかなり詳しい内容だけど、Model IMONさんの記事がこちらにある。

記事の中で井門氏は、日本型1/80模型ををHOと呼んで模型店の店主から注意を受けた、と書かれている。そういう強烈な体験は無いけど、私が1/80、16.5mmの模型のことを16番と書かないと気持ちが悪いのは、TMSの記事からの刷り込みや、当時のいわゆるオーセンティックなモデラーの影響である。ただ、風雅松本亭さんによると、さいきんではかなりの年配者でなければ「16番」という言葉を使っても意味が理解できないのだそうだ。

TMS山崎氏は16番という言葉を作り、広めたのだが、その後TMSは方針を変えたのか「世間並み」にHOという言葉を使うようになってしまい、「とれいん」の編集長だった松本謙一氏にかみつかれたりした。TMSは、70年代の後半までNゲージという言葉も使わずに、9mmゲージという呼び方をしていた。

個人的には、こういう用語の使い方にこだわるみたいな雰囲気は、あんまり好きではない。何となく、うっかりしたことが言えないみたいな窮屈さを感じる。

とはいえ、マニアとはそういうものだ。自動車でいうと、以前は同じ車種名で、4ドアセダンと4ドアハードトップというバリエーションがあった。幌付きが標準だった頃、金属屋根のものをハードトップと呼んだのが始まりだが、ただの窓枠なしのセダンをハードトップと呼ぶのは何となくかっこわるい気がしていた。

マイクロ一眼カメラなんて呼び方も、マニアから嫌われている。そんなこと言ったらファインダーのない今のコンパクトデジカメはみんな一眼じゃないか、一眼レフにあやかって高級なカメラと思われたいんだろう、という事らしい。ミラーレスもいやだ、という人もいるが、これは英語でもそうなっているので、ちょっとつきあいきれない。

オーディオ関係で言うと、うちにも一体型コンポーネントステレオ、みたいのがあって、要はアンプもCDもみんな同じボディに入っているのだ。もともと全部一体になっているのをアンサンブルステレオ(50年ぐらい前の話)と言っていたのを、機能ごとに分けたのがコンポなので、本当は一体型ステレオセットですむはずだ。でも、もうオーディオファンなんてあまりいなくなってしまい、そんなのはコンポじゃ無い、などと文句を言う人もいないようだ。

« パンタグラフ付きトラック | トップページ | 「BOSS ゼロの頂点」のプルバックカー »

鉄道模型」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« パンタグラフ付きトラック | トップページ | 「BOSS ゼロの頂点」のプルバックカー »